村上 頼時(むらかみ よりとき、生没年未詳)は、鎌倉時代武将御家人清和源氏頼清流。村上経業の子。兄弟に村上仲盛村上頼澄村上業賢村上経光らがある。官位左衛門尉筑後守

人物 編集

吾妻鏡』によれば、文治元年(1185年)10月24日の勝長寿院落慶供養には父の経業と共に参列している。建久元年(1190年)11月の源頼朝の上洛や同2年(1191年)7月の新造御所への移徙の儀、同4年(1194年)11月の永福寺薬師堂の供養、同6年3月の東大寺参詣などに随行し、建暦2年(1212)9月、儀式行列の前駆以下を務めるため、京都から鎌倉に下向している。

出典 編集