東京地方(とうきょうちほう)という表現は、天気予報において用いられており、東京都が所管する地域のうち、島嶼部伊豆諸島及び小笠原諸島)を除いた本土部分全域を指す地域名[1]。島嶼部は東京地方とは気象が大きく異なる日がある。

天気予報以外でも「東京地方」という言葉が使われることもある。東京都が日本の事実上の首都であるという特殊性から関東地方から分離独立して使われる時に使用される[2]。但し一般的には沖縄県九州地方に含まれるのと同様[3][4][5]、東京都は関東地方に含まれる。

脚注・出典 編集

  1. ^ 警報・注意報や天気予報の発表区域(細分区域等一覧表)
  2. ^ 例えば衆議院議員総選挙の比例代表ブロックでは東京都は比例東京ブロックとして比例北関東ブロック比例南関東ブロックから独立して扱われるのに対し、沖縄県は比例九州ブロックの中に入っており比例沖縄ブロックなる比例代表ブロックは存在しない。
  3. ^ 『日本大百科全書 6』の726-731頁に掲載されている九州地方の項目で「福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄の八県に分かれる」と定義されている。
  4. ^ 『世界大百科事典 7』の188-190頁に掲載されている九州地方の項目で「福岡、佐賀、長崎(以上北九州)、熊本、大分(中九州)、宮崎、鹿児島(南九州)と沖縄の8県に分かれる」と定義されている。
  5. ^ 『小学生のための国語に強くなる辞典』の359頁で九州について「今は、まとめられて、八県になっています」との記述がある。沖縄県を九州地方に含めない限り九州地方は8県にはならない。

参考文献 編集

関連項目 編集