松原 知生(まつばら ともお、1971年 - )は、日本の美術史学者。西南学院大学教授。専門はイタリア美術、骨董など。

略歴編集

1971年、岐阜市生まれ。京都大学文学部卒業、京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。シエナ大学考古学・美術史学科客員研究員、2005年西南学院大学文学部専任講師、06年同国際文化学部助教授、07年准教授、2012年教授。2006年、第4回『美術史』論文賞(美術史学会)を受賞。2019年、「イコンとヴィジョンのあわいに──ルネサンス末期シエナにおける絵画・政治・宗教」で京都大学より博士(人間・環境学)を取得[1]。2021年、『転生するイコン──ルネサンス末期シエナ絵画と政治・宗教抗争』により、第5回フォスコ・マライーニ賞を受賞。

著訳書編集

著書

  • 『物数寄考──骨董と葛藤』平凡社、2014年
  • 『転生するイコン──ルネサンス末期シエナ絵画と政治・宗教抗争』名古屋大学出版会、2021年(第5回フォスコ・マライーニ賞受賞)
  •  Senses of Sight: Towards a Multisensorial Approach of the Image. Essays in Honor of Victor I. Stoichita(共著)、L'Erma di Bretschneider、2015年

翻訳

  • ヴィクトル・I・ストイキツァ『絵画の自意識──初期近代におけるタブローの誕生』(岡田温司との共訳)ありな書房、2001年
  • ヴィクトル・I・ストイキツァ『ピュグマリオン効果──シミュラークルの歴史人類学』ありな書房、2006年
  • ヴィクトル・I・ストイキツァ『絵画をいかに味わうか』(喜多村明里・大橋完太郎との共訳)平凡社、2010年

脚注編集

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  1. ^ 松原知生『転生するイコン』著者略歴より。

外部リンク編集