松本長太夫

江戸時代の武士

松本 長太夫は、江戸時代武士(浪人)。諱を雅朝または雅友といい、通称は惣太夫ともいう。

来歴 編集

朝比奈藤左衛門忠則に師事[1]。朝比奈の没後、さらなる研鑽をつむため山野勘十郎門下となる。享保7年5月22日1722年7月5日)、80歳の老境に達したため御試御用を拝辞した。嗣子は佐司馬といったが、試し斬りはやらなかった模様。

脚注 編集

  1. ^ 元禄14年極月日付、松本長太夫が葦沢源左衛門へ与えた秘伝書の奥書(剣掃文庫旧蔵)から、朝比奈藤左衛門は中川佐平太重良に師事となる。

参考文献 編集

  • 福永酔剣『首斬り浅右衛門刀剣押形』(上下)雄山閣、1970年