松浦 季子(まつら ときこ、1797年7月23日寛政9年6月29日) - 1844年1月23日天保14年12月4日))は、公卿園基茂正室。父は平戸藩第9代藩主・松浦清中山愛子の妹で明治天皇の大叔母。

生涯

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平戸藩第9代藩主・松浦清とその側室である安川氏の娘として生まれる。妹は中山愛子で、姪の中山慶子孝明天皇に仕えて明治天皇の生母となり、季子は大叔母に当たる。また孫の園祥子は明治天皇の側室である[1][2]

権中納言園基茂の正室となり、子に園基万園基祥、茂子がいる。ただし基祥に関しては生母に諸説ある。また妹の愛子は基茂の養女となった[1]

1844年1月23日天保14年12月4日)、死去[1]

脚注

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  1. ^ a b c 1988年,続群書類従完成会『公卿諸家系図』
  2. ^ 1983年『弁官補任』