梅護寺

新潟県阿賀野市にある浄土真宗本願寺派の寺院

梅護寺(ばいごじ)は、新潟県阿賀野市にある浄土真宗本願寺派寺院

梅護寺
所在地 新潟県阿賀野市小島377
位置 北緯37度48分24.0秒 東経139度11分16.2秒 / 北緯37.806667度 東経139.187833度 / 37.806667; 139.187833座標: 北緯37度48分24.0秒 東経139度11分16.2秒 / 北緯37.806667度 東経139.187833度 / 37.806667; 139.187833
山号 八房山
宗派 浄土真宗本願寺派
創建年 承元年間(1207年 - 1211年
開基 蓮位房釈龍運
文化財 梅護寺の珠数掛ザクラ(天然記念物)
法人番号 4110005003909 ウィキデータを編集
梅護寺の位置(新潟県内)
梅護寺
梅護寺
梅護寺 (新潟県)
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歴史 編集

承元年間(1207年 - 1211年)、蓮位房釈龍運の開基である。釈龍運は親鸞越後国配流された際に泊まった宿の主とも、公家広橋家の一族「広橋忠則」ともいわれている[1][2]

釈龍運は塩漬けの梅を親鸞に差し出すと、親鸞はこれを庭に植えた。すると芽を出して、一つのに八つのがなるようになった。これを「八房の梅」という[3][4]

また親鸞が退出する際に、別れを惜しみ数珠の木に掛けた。すると数珠の房のように垂れ下がって咲くようになった。これを「珠数掛桜」という。この桜の主幹は既に枯れて、現在は支幹が支えている状態である[3][5]

これら「八房の梅」と「珠数掛桜」は「親鸞聖人越後七不思議」になっている[2]

文化財 編集

  • 梅護寺の珠数掛ザクラ(天然記念物 昭和2年4月8日指定)[6]

交通アクセス 編集

脚注 編集

  1. ^ 梅護寺(ばいごじ)阿賀野市
  2. ^ a b 梅護寺親鸞聖人越後御旧跡奉賛会
  3. ^ a b 新潟県の歴史散歩編集委員会 編『新潟県の歴史散歩(歴史散歩15)』山川出版社、2009年、200p
  4. ^ 梅護寺の八房の梅新潟県観光協会「にいがた観光ナビ」
  5. ^ 梅護寺の珠数掛ザクラ新潟県観光協会「にいがた観光ナビ」
  6. ^ 梅護寺の珠数掛ザクラ文化庁

参考文献 編集

  • 新潟県の歴史散歩編集委員会 編『新潟県の歴史散歩(歴史散歩15)』山川出版社、2009年