榎本 栄蔵(えのもと えいぞう、1909年明治42年〉7月4日[1] - 1983年昭和58年〉10月21日[1])は、日本政治家東京都青梅市長(1期)。

来歴 編集

東京府西多摩郡調布村(現在の東京都青梅市)生まれ。明治薬学専門学校(現・明治薬科大学)卒[2]。卒業後は薬剤師となり、青梅町(現・青梅市)で薬局を開業する[2]。青梅町収入役、同助役、多摩証券社長、青梅公民館長、青梅商工会議所副会頭、青梅市議会議員、同議長、市助役などを歴任する[2]

1963年〈昭和38年〉青梅市長に当選[2]。一年目は市役所経営会議発足させ、市上下水道事業に着手した[2]。二年目は教育相談所を開設、福祉に力を入れ、市立総合病院に人間ドックを開設、老人家庭奉仕員制度をスタートさせた[2]。三年目は市政総合世論調査を実施、「青梅市総合長期計画」を策定した[2]

市長は1期務め、1967年〈昭和42年〉に退任した。

脚注 編集

  1. ^ a b 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年、142頁。
  2. ^ a b c d e f g 『日本の歴代市長』第1巻、964頁。

参考文献 編集

  • 歴代知事編纂会編『日本の歴代市長』第1巻、歴代知事編纂会、1983年。
  • 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年。