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水素爆発

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水素爆発


チェルノブイリ原子力発電所事故福島第一原子力発電所事故など、核分裂反応を利用する原子力発電所の事故(冷却機能の喪失)により起きる爆発は上記1である[1]燃料被覆管ジルカロイが高温の水蒸気と反応して水素が発生し、次いで水素が酸素と反応して爆発する。

Zr + 2 H2O → ZrO2 + 2 H2
2 H2 + O2 → 2 H2O

原子力事故におけるこのような爆発はしばしば2の核爆発と混同されるが、全く別の現象である[2][3]

この反応は900℃で顕著になるが、それ以下でも水が急速に沸騰することで水蒸気爆発が起こる。

脚注編集

  1. ^ Nuclear Fuel Behaviour in Loss-of-coolant Accident (LOCA) Conditions. Nuclear Energy Agency, OECD. (2009). ISBN 978-92-64-99091-3.  PDF
  2. ^ 今中哲二「水素爆発か核爆発か?--チェルノブイリ原発4号炉爆発の正体」『技術と人間』第31巻第6号、2002年、 78-91頁、 NAID 40005419420 今中はチェルノブイリ原発事故で起きた爆発を即発臨界で大量のエネルギーが放出されたことによる爆発であると解釈し、その現象を「一種の『核爆発』」と表現したが、それも核兵器による核爆発とは異なるものである。
  3. ^ 福島第一原子力発電所の事故についての Q and A - 北海道大学大学院工学研究院

関連項目編集