泉蝶斎英春

江戸時代後期(文政頃)の浮世絵師。渓斎英泉の門人。

泉蝶斎 英春(せんちょうさい えいしゅん、生没年不詳)とは、江戸時代後期の浮世絵師

来歴

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渓斎英泉の門人。姓は大木。泉蝶斎、泉蝶、英春と号す。小石川に住んでいたという。作画期は文政4年(1821年)に英泉に入門して以後、文政(1844年)の末年頃にかけてである。文政5年刊行の梅園樵夫作の読本『花影胡蝶夢』や、刊行年不明の豆本『今様化物退治』(唐来三和作)の見返しの挿絵を描いている(本編の挿絵は師の英泉が描く)。また錦絵美人画を描き、春画も多いといわれる。

作品

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  • 「初かすみ当世風俗」 細判錦絵
  • 「美人と子犬」 大錦

参考文献

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  • おおさわまこと 『渓斎英泉』 郁芸社、1976年
  • 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年