浄土寺 (東温市)

愛媛県東温市下林町にある真言宗醍醐派の寺院

浄土寺(じょうどじ)は、愛媛県東温市下林町にある真言宗醍醐派寺院。本尊は大日如来四国三十六不動霊場第18番の札所、伊予七福神まいりの福禄寿の札所になっている。

  • 御詠歌:ありがたや じょうどのみやま ふどうそん あくじさいなん まもらせたまう
浄土寺

地図
所在地 愛媛県東温市下林1671
位置 北緯33度46分45.65秒 東経132度52分29.18秒 / 北緯33.7793472度 東経132.8747722度 / 33.7793472; 132.8747722座標: 北緯33度46分45.65秒 東経132度52分29.18秒 / 北緯33.7793472度 東経132.8747722度 / 33.7793472; 132.8747722
山号 護皇山
院号 天龍院
宗派 真言宗醍醐派
本尊 大日如来
創建年  1274年
開基 一遍上人
正式名 護皇山天龍院浄土寺
札所等 四国三十六不動霊場第18番
伊予七福神まいり(福禄寿)
法人番号 7500005002380 ウィキデータを編集
浄土寺 (東温市)の位置(愛媛県内)
浄土寺 (東温市)
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概要 編集

 
本堂

文永11年(1274年)、一遍が伊予国守・越智通秀の寄進を受け、承久の乱1221年)で戦死した武将たちの霊を慰めるために建立した。天正3年(1575年)に時宗から真言宗に改宗し、身代り不動明王を迎えて祈祷寺として現在に至る。昭和50年(1975年)10月には「ほっこり往生老楽観音菩薩」が刻まれ、昭和59年(1984年)に開眼安置され、健康長寿で往生する時はほっこりと安らかに極楽往生できると信仰されている[1]

伽藍 編集

  • 本堂:本尊は大日如来と不動明王。向かって左脇室に老楽観音。
  • 水子地蔵堂:石造の地蔵菩薩を多数の水子地蔵が囲む。
  • 不動明王石像

交通アクセス 編集

鉄道
  • 伊予鉄郊外線・見奈良駅より約1.8 km

前後の札所 編集

四国三十六不動霊場
17番 宗安禅寺 --(150 km)-- 18番 浄土寺 --(24 km)-- 19番 玉蔵院

脚注 編集

  1. ^ 「お不動さま巡拝 四国三十六不動霊場」石川達司・著 2015年12月20日発行

外部リンク 編集