渦川 正義(うずかわ まさよし、1890年明治23年)4月26日[1] - 1979年昭和54年)4月21日[1])は、大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍主計中将。

渦川 正義
生誕 1890年4月26日
日本の旗 日本 和歌山県
死没 (1979-04-21) 1979年4月21日(88歳没)
所属組織  大日本帝国陸軍
軍歴 1911年 - 1945年
最終階級 陸軍主計中将
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経歴 編集

1890年(明治23年)に和歌山県で生まれた[1]陸軍士官学校第23期卒業[2]輜重兵中尉の時に選抜試験に合格し[3][2]陸軍経理学校高等科で教育を受けて経理部に転科した[3]1937年(昭和12年)8月に陸軍主計大佐に進級し[2]1938年(昭和13年)7月に第23師団経理部長に就任[2]。苦戦していたノモンハン事件に出動した[1]1940年(昭和15年)3月9日に中支那野戦貨物廠長に転じ[2]8月1日に陸軍主計少将に進級した[2]

1941年(昭和16年)11月に東部軍経理部長に就任し[1]1944年(昭和19年)6月に陸軍主計中将に進級した[2]1945年(昭和20年)1月29日東部軍管区経理部長兼第12方面軍経理部長に就任し[4]6月10日に待命[2]6月11日予備役に編入された[1]

脚注 編集

参考文献 編集

  • 柴田隆一・中村賢治 著『陸軍経理部』芙蓉書房出版、1981年。 
  • 福川秀樹 編著『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。ISBN 4829502738 
  • 外山操 編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。ISBN 4829500026