湿りの海
湿りの海(しめりのうみ)は、月の嵐の大洋の東南に位置する月の海の一つであり、月の表側にある。アポロ計画においてサンプルが採取されなかったため正確な年代はわからないが、ネクタリス代からインブリウム代にかけて作られた盆地であることが地質図学の観点から示されており、およそ39億年前に形成されたと推測されている。湿りの海の表面は分厚い玄武岩に覆われており、中心部の深さは3キロメートル以上と考えられている。湿りの海の北端にはガッサンディがあり、ガッサンディはアポロ17号の着陸地点の候補にも挙げられた。
湿りの海 | |
---|---|
湿りの海の位置 | |
ラテン名 | Mare Humorum |
英語名 | Sea of Moisture |
直径 | 273 km |
面積 | 1330,000 km2 |
月面座標 | 南緯24度24分 西経38度36分 / 南緯24.4度 西経38.6度座標: 南緯24度24分 西経38度36分 / 南緯24.4度 西経38.6度 |
月面緯度 | 南緯24.4° |
月面経度 | 西経38.6° |