無量浄天(むりょうじょうてん 梵:Appamāṇasubhā)は、三界のうち、色界18天の下位から数えて第8番目の天。色界第三禅の第2番目の天。

この天は、楽受(楽しき感覚)があり、下部の少浄天に比較すると、勝妙で量りがたいので、無量浄天と名づく。

『雑阿毘曇心論』『彰所知論』は、この天での天部の身長が32由旬、寿命が32とする。また『仏説立世阿毘曇論』は、寿命を3.5劫とする。

上部の遍照天と下部の少浄天の間に位置する天。