照善寺

東京都大田区にある寺院

照善寺(しょうぜんじ)は、東京都大田区にある浄土宗寺院

照善寺
所在地 東京都大田区田園調布5-30-7
位置 北緯35度35分41.2秒 東経139度39分29.4秒 / 北緯35.594778度 東経139.658167度 / 35.594778; 139.658167座標: 北緯35度35分41.2秒 東経139度39分29.4秒 / 北緯35.594778度 東経139.658167度 / 35.594778; 139.658167
山号 常光山[1]
院号 無量光院[注釈 1]
宗派 浄土宗
本尊 阿弥陀三尊
創建年 天正14年(1586年
開山 相蓮社廣誉全公[1]
法人番号 4010805000149 ウィキデータを編集
照善寺の位置(東京都区部内)
照善寺
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概要 編集

1586年天正14年)、相蓮社廣誉全公によって開山された。その後1639年寛永16年)に伽藍が完成し、「照善寺」と称することになった[2]

観音菩薩にされた埴輪 編集

当寺の寺宝に人物埴輪がある。近くにあった「観音塚」から1817年文化14年)に出土したもので、土中から出現した観音菩薩像「土器十一面観音」として崇められることになった。「観音塚」という古墳名も観音菩薩視された埴輪に由来する。かつては、この観音塚の上に小さな観音堂を設け、大きめの木造観音菩薩像の胸部の蓋を外すと、胎内仏となった土器観音が拝めるようになっていた。現在は観音堂ごと照善寺に移されている[2]

交通アクセス 編集

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 新編武蔵風土記稿』では無量院[1]

出典 編集

  1. ^ a b c 新編武蔵風土記稿 上沼部村.
  2. ^ a b 新倉善之 著『大田区史跡散歩 (東京史跡ガイド11)』学生社、1992年、130-133p

参考文献 編集

  • 新倉善之 著『大田区史跡散歩 (東京史跡ガイド11)』学生社、1992年
  • 「上沼部村 照善寺」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ50荏原郡ノ12、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:763982/28 

関連項目 編集