榊原 香山(さかきばら こうざん、享保19年(1734年) - 寛政9年11月22日1798年1月8日[1])は、江戸時代中期の武士旗本)、儒学者有職故実の大家。名は長俊。香山は号。字は子章。別号に五陵香山、忘筌斎がある。通称、一学。

江戸に生まれる。伊勢貞丈に師事、武家の故実に長け、武器研究家として著名だった。宝暦4年(1754年)と天明3年(1783年)と駿府勤番となって駿府に赴任した。

著作 編集

  • 本邦刀剣考
  • 中古甲冑製作弁
  • 駿河国志(8巻3冊、天明3年)

注釈 編集

  1. ^ 旧暦11月20日没説あり(日本人名大辞典)

参考文献 編集

  • 日本人名大辞典(講談社)
  • 静岡市史第4巻

関連項目 編集