Wikipedia:通知
 | このページ名「Wikipedia:通知」は暫定的なものです。 議論はノートを参照してください。（2016年3月） |
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| 開発元 | ウィキメディア財団 (en) |
|---|---|
| 種別 | 通知システム |
| 公式サイト | Echo @ MediaWiki.org |
Notifications (過去名はEcho、一般的にPingingと称される)とは統一化された方法で新たな行動をユーザーにお知らせするシステムです。ユーザーに自身のアカウントに関する会話ページへの新たな書き込み、投稿の差し戻し、投稿によるユーザーへの言及やリンクなどを通知します。
ウォッチリストの拡張（置き換えではなく）を意図しており、他ユーザーによる投稿による言及や会話ページへの新たな書き込みがあったことを強調します。
通知は右上にあるログインユーザーのリンクバーにあるユーザー名（利用者ページのリンク）と会話ページのリンクの間に表示されており、色の違う2種類の四角形のアイコン（バッジ）に未読の通知数を現した数字が表示される形です。電子メールへの通知もユーザー設定で可能になります。
通知メッセージ
最上部のリンクバーに常時表示される色のついた長方形アイコン（バッジ）をクリックするだけでなく、2,000までの通知を1つのページで履歴表示する特別:通知で未読の通知を見ることができます。使用方法に関する他のヒントはこのFAQページを参照してください。
通知される出来事
以下の出来事が起きた時に通知されます。個人設定の通知タブで通知される出来事の種類をオン・オフで設定することができます。
また、同じく以下の時に別の編集者を言及する時に{{ping}}として通知メッセージを送ることができます。
- トークページヘのメッセージ: 会話ページにメッセージが書き込まれた時。
- 幅をいっぱい使っていて「新しいメッセージが届いています。」と書かれたオレンジ色のバナーの後継で、デフォルトのオレンジ色タグが通知の右隣に強調表示されます。
- 会話ページメッセージは通知の種類の中で唯一無効にできません。ウェブ通知は常に伝達されます。
- 言及: 利用者ページを他者がノートページやWikipedia名前空間ページにリンクした時。
- 一般的な例として{{User}}、{{Ping}}、{{Yo}}、{{Reply to}}といった複数あるテンプレートを使って通知される言及を行うことができます。また
[[User:Example]]というように利用者ページをプレーンリンクしてユーザーを言及することもできます。 - もっとも多い通知の1つで、他者が普段ウォッチリストに入れていないなど注目していないページで行われている議論や返信したことをお知らせする時に使用されることが多いです。
- ログインユーザーもIPユーザーも他ログインユーザーに通知できますが、IPユーザーへはテンプレート使用やリンクでも通知することはできません。
- 会話ページをリンクして言及するときは自身の署名が必要です。署名しない場合は通知されません。また、通知はページ内テキストでのリンクでしか行われず、要約欄でリンクしても通知されません。詳細はmw:Manual:Echo#Technical detailsを参照してください。
- 一般的な例として{{User}}、{{Ping}}、{{Yo}}、{{Reply to}}といった複数あるテンプレートを使って通知される言及を行うことができます。また
- ページへのリンク: 作成した記事がリンクされた時。
- 編集の差し戻し: 編集が他者によって差し戻されたり、巻き戻された時。
- 感謝: 他者が記事の履歴や差分ページの1つで編集に対する「感謝」をした時。
- 利用者権限の変更: 利用者権限が変更された時。
ブラックリストとホワイトリスト
MediaWiki:Echo-blacklistで指定された利用者はウィキペディア内で通知を行うことができなくなりますが、記載されたユーザーからの通知を受け取りたい場合は自身のSpecial:MyPage/Echo-whitelistで追加する必要があります。
スパム行為
一度の加筆で50人以上のユーザーを言及すると問題行為として通知は行われません。スパム行為からユーザーを守るためです。
現在あるバグ
通知システムには現在以下のバグがあります:
- 署名検知に失敗する. 幾つかのケース（基本的に、他者による最近の署名付きコメントを変更した時）でパーサーがユーザーによる新たな署名付きコメントを検知できず通知を行わない事があります。通知の動作のための技術的要件はmw:Help:Echo#Technical detailsに記載があります。
- 節タイトルの混乱. ページに複雑なマークアップがあったり、編集競合があった時に通知メッセージで間違った節を示す事があります。
- トランスクルージョン. ページがリンクされた時に通知が行われるために、他ページの不慮のトランスクルージョンがトランスクルージョンされたページのリンクを通して意図しない通知を行うことがあります。
公開された全ての通知関係バグはPhabricator内のリストにあります。
歴史と現在進行の開発
このツールはウィキメディア財団の編集エンゲージメントチームによって開発されており、mediawiki.orgでのテスト後、「ECHO」の名で2013年4月30日にウィキペディア英語版で利用が開始されました。通知に関する更なる情報や機能は このWikimedia blogでのアナウンスやFAQページを参照してください。
チームはコミュニティの声に応じて幾つかの新機能を開発していて、予定されているFlowメッセージ機能といった将来のエンゲージメントプロジェクトの不可欠な部分のための通知ツールになることを期待しています。
技術的詳細
- MediawikiウェブサイトのManual:Echo § Technical detailsを参照
関連項目
- {{Interwiki talkback}} – 他インターウィキでメッセージが書いた場合に「新しいメッセージが届いています。」 の通知を会話ページで行う場合に使用するテンプレート。
- {{メールが届きました}} – 電子メールを送った時に通知するためのテンプレート。