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略名 =カメルーン|
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ドイツ保護領時代の[[1880年代]]に伝わって以来、[[サッカー]]が盛ん。[[アフリカネイションズカップ]]では[[1984年]]、[[1988年]]、[[2000年]]、[[2002年]]と通算4回優勝している。他に4回以上優勝した国は、[[エジプト]]と[[ガーナ]]だけである。[[1990年]]の[[FIFAワールドカップ]](W杯)では前回[[1986年]]の優勝国だった[[アルゼンチン]]をカメルーンが[[1990 サッカー・ワールドカップ|破って]]いる。ところが[[2006年]]のワールドカップ予選では最終予選で首位を同じグループの[[コートジボワール]]に明け渡し、ワールドカップ出場はならなかった。
 
=== 世界遺産 ===
カメルーン国内には、[[ユネスコ]]の[[世界遺産]]リストに登録された自然遺産が1つある。
 
* ジャー動物保護区 - (1987年、自然遺産)
世界遺産に選ばれた理由は、アフリカ州において、自然のままの姿が残された最大の熱帯雨林であること。フランス領だった[[1932年]]には一部地域の保護が始まっていた。
 
正式名はDja Faunal Reserve。おおよその位置は、北緯2度、東経13度。首都ヤウンデの東南約70kmにあたる。東西90km、南北40km、面積5260km<sup>2</sup>に及ぶ。全体の約8割が人口の希薄な東部州、約2割が都市化が進んだ南部州に属する。領域全体がジャー川の本流、支流に取り囲まれている。バカ族のみ居住を認められている。
 
1500種の植物(うち43種が林冠を形成、53種が低木)と107種の[[哺乳類]](うち5種は絶滅危惧種)が確認されている。特に[[サル目]]の哺乳類が豊かだ。[[ゴリラ|ニシローランドゴリラ]]、[[マンドリル]]、[[コロブス]]やタラポイン、マンガベイなどの各種の[[オナガザル]]、ガラゴやポトなどの[[ロリス]]が生息している。その他の哺乳類としては、[[ヒョウ]]、シタツンガやボンゴなどの[[アンテロープ]]、[[バッファロー]]、イボイノシシ、モリイノシシ、変わった体表を備える[[センザンコウ]]が見られる。哺乳類以外では、[[ニシキヘビ]]、[[トカゲ]]、[[ワニ]]が住む。
 
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