「ブラジャー」の版間の差分
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ブラジャーの種類は、基本的な種類と、派生的な種類に二分できるとも言える。基本的な種類、あるいはタイプは、女性の胸部の身体形状を示す2つの変数で決まってくる。アンダーバストとトップバストと呼ばれる数値が、この2つの変数である。
=== サイズ
「アンダーバスト」は、女性の[[乳房]]の丁度下の部分(バストの膨らみが消えて胸板とほぼ同じ状態になる位置)で、胸囲を測定した数値である。「トップバスト」は、乳房のもっとも高い2つの点(つまり、乳首)を通過して、胸囲と同様な測定法で、乳房を包んだ胸まわりを測定した数値を指す。
アルファベットで表されるを数字を「カップ・サイズ」という。これはトップバストとアンダーバストの差の数字であり、'''絶対的な胸の大きさを表すものではない<ref>もちろん目安にはなるが、「実質的にはBカップの女性の胸がCカップの女性のものよりも大きい」という事もあり得る。</ref>。'''男性の場合、ブラジャーを必要としない為ブラジャーそのものについての認識が甘いので、「カップ数が大きいほど胸が大きい」と誤解していることも多い。
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日本の女性は、体格に相応しバストサイズも小柄であるとされていた。しかし近年はバストの発達が進んだ女性も多く、DカップやEカップも珍しくない。それでもGカップ以上のカップサイズとなると稀である。また日本で市販されているブラジャーはJカップまで(このサイズは「ルイ・グラマラス」で発売されている)。
カップサイズにはA、B、C等のカップサイズ以外にも「カップ形状」という要素があり、これはメーカーごとあるいは同じメーカーでも製品シリーズで異なる。形状の異なる製品を比べて自らに適するものを選択すれば、自身のカップサイズを探し当てることはそれほど困難なことではない。しかしアンダーバストの場合、市販で売られているのは5cm刻みのみに限られている。個人によって形状に差のあるバストに比べ、アンダーバストとは端的に「胸囲」であるからして、アンダーバストの数字はバストの形状等とは無関係である<ref>故に、アンダーバストの数字が変わってくると、前述の「カップサイズ」の数値が自ずと変わってくる(、「トップバストとアンダーバストの差」である為)。</ref>。アンダーバストの調節には、先に述べたブラジャーの要素である「ホック」部分が用いられる。ホックの固定位置を選ぶことで、ある程度の調節が可能となっている。ホックの間隔は1cm程度で、普通3列または2列に並んでいる。
* A65、B65、C65、D65、E65…
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なお、[[アメリカ合衆国|アメリカ]]製の下着の場合、国内メーカーのブラジャーとはカップサイズが異なり、[[インチ]]・[[フィート]]法を基準とする。日本のブラジャーは、欧米のものに比べるとカップ表記の基準がやや小さめ
▲日本のブラジャーは、欧米のものに比べるとカップ表記の基準がやや小さめになっているので、例えば日本サイズでCカップの場合は欧米サイズのBカップが適していることが多い、しかし場合によっては着用感も含めてAカップを選択することもあり得る<ref>これは、二つのカップサイズの中間である場合に、日本では乳房を潰さないように二つのうちで大きい方を選ぶが、欧米では乳房に少し食い込んだ着用感が好まれる為、二つのうちの小さい方あるいは更にもう1カップ小さいものを選ぶからである。</ref>。
=== カップによるヴァリエーション ===
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