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一切のものには我としてとらえられるものはないという考え方を徹底して自己について深め、目に見えるもの見えないものを含めて一切の縁起によって生かされてある現実を生きることを教えている。このような共々に生かされて生きているという自覚の中にこそ、他者に対する[[慈悲]]の働きがありうるとする。
 
== 神の存在について ==
[[有為法]]だけでなく[[無為法]]を含めてすべての存在には主体とも呼べる我がないというのは、他の宗教に言われるような「神」などの絶対者もまた[[無我]]であることを意味する。これは絶対者の否定ではなく、神などもまた我々との関係の上にのみ存在することを意味している。
仏典の中にも神が出てくる場面が多いが、絶対者としての神ではなく、縁起によって現れたものと見るべきであろう。その意味で、仏教は他の宗教と根本的な違いを持っている。
 
[[Category:仏教用語|しよほうむか]]
[[category:原始仏教|しよほうむか]]
[[en:Not-self]]