「仁川国際空港」の版間の差分

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第2旅客ターミナル 開業
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| 種類 = 公共
| 所有者 = [[国土交通部]]
| 運営者 = [[{{仮リンク|仁川国際空港公社]]|ko|인천국제공항공사}} (IIAC)
| 運用時間 =
| 開港 =
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| 標高 ft = 23
| 座標 =
| ウェブサイト = [{{URL|http://www.airport.kr/eng/ www.airport.kr]}}
| 緯度度 = 37 | 緯度分 = 27 | 緯度秒 = 48 | 緯度NS = N
| 経度度 = 126 | 経度分 = 26 | 経度秒 = 24 | 経度EW = E
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*空港用地 1,170ha
*:内訳
*:第1旅客ターミナル1棟 50ha
=== *:第2旅客ターミナル ===38ha
*:貨物ターミナル 13ha
*:国際業務団地 17ha
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*:2月3日 [[仁川空港磁気浮上鉄道]]が開業、交通センターに乗り入れる。
*2018年
*:1月18日 第2旅客ターミナル 開業予定<ref name="chosun1711005"kbs180118 />
 
== 施設 ==
=== 第1旅客ターミナル ===
[[ファイル:Korea-Incheon-International-Airport-Deperture-lobby-overview.JPG|thumb|200px|出発ロビー東側全景]]
[[ファイル:Incheon-Airport.jpg|thumb|200px|到着ロビー]]
[[空港ターミナルビル|第1旅客ターミナル]]はイギリスの建築家[[テリー・ファレル (建築家)|テリー・ファレル]]の設計で、地上4階・地下2階建て、面積50ha、東西1.6km、南北150m、高さ33m、総工費は 1兆3,816億ウォンとなっている。外観は空気と水の力学的な流れ、大型船舶の帆をイメージした柔軟なリズム感、そして安全性をイメージする芸術的造形美を取り込んで設計されている。また建物内部は経済・科学技術の発展をイメージし、最先端の設備を備えた[[インテリジェントビル]]である。
 
第2旅客ターミナル開業以降、第1ターミナルの搭乗口から出発するのはアシアナ航空、チェジュ航空、ジンエアーとなる(時間帯により、他社の利用もあり)。
 
==== 第1交通センター ====
[[ファイル:Korea-Incheon-International-Airport-Transport-Center.jpg|thumb|200px|交通センター内部]]
[[仁川国際空港駅]]と短期駐車場、商業施設が設置されている。駅には[[KORAIL空港鉄道|空港鉄道]]、[[韓国高速鉄道|KTX]]、[[仁川空港磁気浮上鉄道]]が乗り入れている。地上2階、地下5階建てで、床面積は25ha。航空機の翼や鳥を象徴するような屋根構造をイメージし、人々の安全を祈る韓国伝統の鶴の思いを込めて設計されている。また地に足を着けた飛行体をイメージしたこの建物は、空と地上を結ぶ意味が込められ、飛行機の運航の安全を祈願する意味を込めて設計されている。第1旅客ターミナルビルまで徒歩5分ほどと離れているため、無料の電動カートのサービスがある<ref>[http://japanese.visitkorea.or.kr/jpn/TR/TR_JA_5_5_2.jsp 仁川空港から乗る] - 韓国観光公社</ref>。
 
=== 第2旅客ターミナル ===
2013年9月26日に着工<ref name="donga422658" />し、2018年2月に開催される[[平昌オリンピック]]を見据えて、2018年1月18日開業を予定ているた<ref name="kbs180118">[http://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_Dm_detail.htm?lang=j&id=Dm&No=66550&current_page= 第2ターミナルがオープン 仁川国際空港] - KBS World Radio 2018年1月18日</ref><ref name="chosun1711005">[http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/11/05/2017110501109.html 仁川空港の第2ターミナル 来年1月開業=平昌五輪前に] - 朝鮮日報 2017年11月5日</ref><ref>[http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=66865 仁川空港、乗継利便性アピール-7月から日本語ガイドも] - トラベルビジョン 2015年4月19日</ref>。第1旅客ターミナルの北側2.4kmの場所に位置し、地上5階、地下2階建、延べ面積384,000平方メートル、年間旅客処理能力1,800万人<ref>[http://www.airport.kr/iia3rd/sub3/2/1/index.jsp 제2여객터미널 (第2旅客ターミナル)] - 仁川空港公社</ref>、[[ボーディング・ブリッジ|搭乗橋]]は37ヶ所設置される<ref>[http://www.airport.kr/iia3rd/sub3/3/1/index.jsp 여객/화물계류장 (旅客/貨物係留場)] - 仁川空港公社</ref>。開業後は、年間旅客処理能力が4,400万人から6,200万人に増加する見込みである<ref>[http://japanese.joins.com/article/556/176556.html 「アジアのハブ」4カ国争い…仁川空港、第2ターミナル建設開始] - 中央日報 2013年9月23日</ref>。
 
この第2旅客ターミナルは、[[スカイチーム]]の大韓航空、デルタ航空、エールフランス、KLMオランダ航空が利用する予定である<ref>[http://japanese.joins.com/article/415/227415.html 仁川空港第2ターミナルで再跳躍、北京の新空港引き離す] - 中央日報 2017年3月29日</ref>。
 
既存の第1旅客ターミナル搭乗棟との間には、シャトルトレイン(スターライン)が建設され、所要時間6分で移動できる<ref>[http://www.airport.kr/iia3rd/en/sub3/5/2/index.jsp IAT] - IIAC</ref>。第2ターミナルへのアクセス道路(11.2km)、各ターミナル間の連絡道路(11.0km)も建設された<ref>[http://www.airport.kr/iia3rd/en/sub3/4/1/index.jsp Access and Connecting Road] - IIAC</ref>。第2交通センターも併設され<ref>[http://www.airport.kr/iia3rd/sub3/2/2/index.jsp T2 전면시설 (T2 前面施設)] - 仁川空港公社</ref>、[[KORAIL空港鉄道|空港鉄道]]の駅が2018年1月13日に開業予定<ref>[http://www.airport.kr/iia3rd/sub3/4/2/index.jsp 연결철도 (連結鉄道)] - 仁川空港公社 2016年3月19日閲覧</ref>、バスターミナル、短期駐車場(2,600台)が設置される。
 
===搭乗棟===
第1旅客ターミナルの北側に搭乗棟(Concourse)が建設され、2008年5月27日より供用開始された。地下を通る「シャトルトレイン」という[[新交通システム]]で、旅客ターミナルとの間を約1分で連絡する。なお、旅客ターミナルと搭乗棟間の往来はできず、一度シャトルトレインへ乗車すると(搭乗棟へ向かうと)、旅客ターミナルへは戻ることはできない。搭乗棟利用客以外の誤進入を防止するため、過去にはシャトルトレインのりばへの入口で、搭乗券チェックが行われていた。
 
第2旅客ターミナル開業以降、チェジュ航空、ジンエアー以外の[[格安航空会社]]、およびスカイチームを除く外国籍の航空会社が利用する。
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=== 交通センター ===
[[ファイル:Korea-Incheon-International-Airport-Transport-Center.jpg|thumb|200px|交通センター内部]]
[[仁川国際空港駅]]と短期駐車場、商業施設が設置されている。駅には[[KORAIL空港鉄道|空港鉄道]]、[[韓国高速鉄道|KTX]]、[[仁川空港磁気浮上鉄道]]が乗り入れている。地上2階、地下5階建てで、床面積は25ha。航空機の翼や鳥を象徴するような屋根構造をイメージし、人々の安全を祈る韓国伝統の鶴の思いを込めて設計されている。また地に足を着けた飛行体をイメージしたこの建物は、空と地上を結ぶ意味が込められ、飛行機の運航の安全を祈願する意味を込めて設計されている。旅客ターミナルビルまで徒歩5分ほどと離れているため、無料の電動カートのサービスがある<ref>[http://japanese.visitkorea.or.kr/jpn/TR/TR_JA_5_5_2.jsp 仁川空港から乗る] - 韓国観光公社</ref>。
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[[File:Korail ar incheon int'l airport sta 01.JPG|thumb|200px|仁川国際空港駅]]
最新情報、詳細は、[http://www.arex.or.kr/ 公式サイト]を参照のこと。
*空港に併設の交通センター地下1階に、 [[空港連絡鉄道]]である[[KORAIL空港鉄道|空港鉄道 (A'REX)]]の[[仁川国際空港駅]]があにより、[[ソウル駅]]と結ばれている。
** 直通列車:ソウル駅まで43分ノンストップ、運賃8,000ウォン
** 一般列車:ソウル駅まで58分で各駅停車、運賃4,150ウォン
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最新情報、詳細は、[https://www.airport.kr/pa/ja/d/3/1/1/index.jsp 空港公式サイト]を参照のこと。
 
第2旅客ターミナル開業に伴い、市内方面は第2旅客ターミナル - 第1旅客ターミナルの順に、空港方面は第1旅客ターミナル - 第2旅客ターミナルの順(KALリムジンのみ、市内方面は第1旅客ターミナル - 第2旅客ターミナルの順に、空港方面は第2旅客ターミナル - 第1旅客ターミナル)に停車する<ref>[http://www.kallimousine.com/lounge/kalnotice_v.asp?cpage=1&seq=310 仁川空港第2旅客ターミナルOPEN関連運行案内] - KALリムジン</ref>。
;高級リムジンバス
[[ファイル:Korea-Incheon-International-Airport-Bus-stop.JPG|thumb|200px|バス乗り場]]
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[[ファイル:Incheon_Airport_Expansion_Plan.svg|thumb|200px|将来計画図]]
== 第3段階事業拡張計画 ==
2009年より、航空需要の増加に対応し、ハブ空港としての強化を進めるために拡張工事が進められている<ref>[http://www.airport.kr/iia3rd/index.jsp Incheon Airport 3rd Phase Project] - 仁川国際空港公社</ref>。約5兆ウォンを投じて、新ターミナルと関連施設が建設された。
=== 第2旅客ターミナル ===
2013年9月26日に着工<ref name="donga422658" />し、2018年2月に開催される[[平昌オリンピック]]を見据えて、2018年1月18日の開業を予定している<ref name="chosun1711005">[http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/11/05/2017110501109.html 仁川空港の第2ターミナル 来年1月開業=平昌五輪前に] - 朝鮮日報 2017年11月5日</ref><ref>[http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=66865 仁川空港、乗継利便性アピール-7月から日本語ガイドも] - トラベルビジョン 2015年4月19日</ref>。旅客ターミナルの北側2.4kmの場所に位置し、地上5階、地下2階建、延べ面積384,000平方メートル、年間旅客処理能力1,800万人<ref>[http://www.airport.kr/iia3rd/sub3/2/1/index.jsp 제2여객터미널 (第2旅客ターミナル)] - 仁川空港公社</ref>、[[ボーディング・ブリッジ|搭乗橋]]は37ヶ所設置される<ref>[http://www.airport.kr/iia3rd/sub3/3/1/index.jsp 여객/화물계류장 (旅客/貨物係留場)] - 仁川空港公社</ref>。開業後は、年間旅客処理能力が4,400万人から6,200万人に増加する見込みである<ref>[http://japanese.joins.com/article/556/176556.html 「アジアのハブ」4カ国争い…仁川空港、第2ターミナル建設開始] - 中央日報 2013年9月23日</ref>。
 
このターミナルは、[[スカイチーム]]の大韓航空、デルタ航空、エールフランス、KLMオランダ航空が利用する予定である<ref>[http://japanese.joins.com/article/415/227415.html 仁川空港第2ターミナルで再跳躍、北京の新空港引き離す] - 中央日報 2017年3月29日</ref>。
 
既存の第1ターミナル搭乗棟との間には、シャトルトレイン(スターライン)が建設され、所要時間6分で移動できる<ref>[http://www.airport.kr/iia3rd/en/sub3/5/2/index.jsp IAT] - IIAC</ref>。第2ターミナルへのアクセス道路(11.2km)、各ターミナル間の連絡道路(11.0km)も建設された<ref>[http://www.airport.kr/iia3rd/en/sub3/4/1/index.jsp Access and Connecting Road] - IIAC</ref>。第2交通センターも併設され<ref>[http://www.airport.kr/iia3rd/sub3/2/2/index.jsp T2 전면시설 (T2 前面施設)] - 仁川空港公社</ref>、[[KORAIL空港鉄道|空港鉄道]]の駅が2018年1月13日に開業予定<ref>[http://www.airport.kr/iia3rd/sub3/4/2/index.jsp 연결철도 (連結鉄道)] - 仁川空港公社 2016年3月19日閲覧</ref>、バスターミナル、短期駐車場(2,600台)が設置される。
 
== 今後の計画 ==
=== 搭乗棟増設計画 ===
管制塔周辺には最大4棟の搭乗棟を建設しうる広大な用地が確保されていた。2008年5月、1棟が供用を開始した。建設用地の一部は駐機場として暫定利用されており、誘導路の分岐部は一部完成している。しかし、このあと計画が変更され、第2ターミナル(仮称)が建設されることとなった。残り搭乗棟1棟分の用地については明確な計画が立っていない。
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== 画像 ==
{{Gallery
|ファイル:Korea-Incheon-International-Airport-Passenger-Terminal1.jpg|第1旅客ターミナル 外観
|ファイル:Korea-Incheon-International-Airport-Deperture-lobby-check-in-counter.JPG|チェックイン・カウンター
|ファイル:Korea-Incheon-International-Airport-Departure-lobby-shops-bank.JPG|出発ロビーにある商業施設