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→‎テレビの勘違い、認識不足などによる人為事故: モラル低下も場合によっては放送事故に含まれる。
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田中権兵衛 (会話) による ID:84117060 の版を取り消し 一部のネット記事などが勝手に放送事故扱いしているだけであり、正確には放送事故に含まれません。
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**2019年[[2月20日]] フジテレビ系列『[[めざましテレビ]]』内「[[紙兎ロペ]]」<ref>[https://www.daily.co.jp/gossip/2019/02/20/0012081269.shtml フジ紙兎ロペ、前日と同じ内容を放送 三宅アナ謝罪「明日改めて放送」] デイリースポーツ 2019年2月20日</ref>
***フジテレビと同時ネット局において、本来は第1567話「ふわとろオムライス」を放送するはずが、第1566話「町案内」を2日続けて放送してしまった。番組の最後に、[[三宅正治]]アナウンサーが謝罪した。
 
==== モラル低下、素人化などによる例 ====
この事例は、多くは放送の停止に至らないため、総務省の統計上に現れず、重大なハプニングともみなされるが、放送倫理(放送法5条に定められた、あらかじめ自主公表された[[番組基準]]の逸脱)や経営の問題に関わるため、放送事故として扱われる場合がある。
 
下記のほか、[[放送禁止用語]]を放送し、直ちに訂正しなかった場合には事故として扱われる場合がある。
===== ラジオのモラル低下、素人化などによる人為事故 =====
* [[1952年]][[8月29日]] [[文化放送]]『昼の演芸』<ref>穂積昭雪『[http://npn.co.jp/article/detail/69189508 【放送事故伝説】「○○が逃げた!」東京都民が大パニックになったラジオの真相]』リアルライブ、2018年4月30日。<br/>番組名の考証は「[http://www.joqr.co.jp/qr-takara/2012/01/post-16.html 発掘!文化放送宝島「発掘エピソード」PART7]」(文化放送、2012年1月13日)によった。</ref>
** その日は「立体落語」と題し、[[鶯春亭梅橋]]作の新作落語『あゝ世は夢かマボロシか』を[[ラジオドラマ]]仕立てで放送していた。12時30分頃、「[[蔵前国技館|国技館]]で開催中のサーカスからゴリラが[[四谷]]方面へ脱走した」という場面の表現の際、実際に用いられる臨時ニュースのチャイムを鳴らし、アナウンサー役に実際の局アナ・[[佐藤利彦]]を起用したため、ニュースを本物と信じた多数の聴取者が、ほかの放送局や[[恩賜上野動物園|上野動物園]]などに電話で問い合わせたほか、放送内容を承知していない自局のスタッフが報道部に駆け込むなど、広く[[パニック]]を引き起こした。事態を重く見た文化放送は同日16時、17時、18時の3回、お詫びのアナウンスを放送。番組プロデューサーが譴責処分を受けたほか、業界内で報道に関する表現方法の転用に関する[[番組基準]]が厳格化された。
* [[1998年]][[5月15日]] [[エフエム北海道|AIR-G']]『[[GOLGOLGO|GOLGO]]』
** 19時から1時間放送される生放送番組終了間際の19時51分頃、パーソナリティーの[[大泉洋]]・[[安田顕]]([[TEAM NACS]])の両者が学生リーグの[[アメリカンフットボール]]選手に拉致されるという演出が行われた。これは別のテレビ番組([[北海道テレビ放送|HTBテレビ]]『[[水曜どうでしょう]]』)の企画によるものだったが、演出の過程で数十秒に渡りラジオ音声を無音にする事故を引き起こしたほか、現実に事件が発生したと信じた視聴者からの問い合わせが殺到した。直後に同テレビ番組の出演者兼構成作家の[[鈴井貴之]]が飛び入り出演し放送上で事情を説明したが、エフエム北海道・HTBテレビの両社に苦情が寄せられた。この一部始終は『水曜どうでしょう』1998年5月27日放送回にて放送されたが、のちの再放送時には当該演出の部分がカットされている。
 
===== テレビのモラル低下、素人化などによる人為事故 =====
* [[2000年]][[12月31日]] 日本テレビ系列『[[進ぬ!電波少年]] [[いけ年こい年|いけ年こい年世紀越えスペシャル]]』<ref name="t">[[土屋敏男]]「電波少年最終回」日本テレビ放送網、2001年。ISBN 4-8203-9790-7。<br />[http://www.bpo.gr.jp/youth/answer/013_ntv.html 放送局への回答要請 2001年1月 日本テレビ『いけ年こい年世紀越えスペシャル』] 放送倫理・番組向上機構 青少年委員会</ref>
** 意図的に2分[[時計]]を早め、[[21世紀]]への[[カウントダウン]]を[[フライング]]した。出演者と視聴者を巻き込んだドッキリ企画として行われたものだが、出演者も混乱していたため視聴者に充分な説明がなされず、日本テレビには多くの非難が殺到した(なお、日本テレビ側では番組スタッフへの[[懲戒処分|厳重注意]]を行ったうえで、『進ぬ!電波少年』内でお詫びテロップを流す対応を取った)。
** 大原則として、放送番組進行は備えつけの正確な時計に従って行われなければならず(法定)、特に実時刻にかかわる放送内容について「不具合」があるとただちに視聴者に混乱を与え、場合によっては実害を生じさせる恐れがあることから、その「誤り」は本物の放送事故として扱われる(ラジオ放送で現在時刻のアナウンスを間違えた場合、ただちに訂正するのはこのため)。
** 加えて、歴史的な21世紀へのカウントダウンをいわゆる「お笑い」のネタにすることは倫理的にも疑問視され、この件は[[放送倫理・番組向上機構]](BPO)でも問題となった<ref name="t" />。この件は当時、放送におけるさまざまな規制にあえて挑戦した演出が過ぎた一例として扱われ、以降、こういった内容は改めて放送禁止の対象として、放送業界内で確認されることになった。
* [[1998年]][[12月8日]] [[北海道テレビ放送|北海道テレビ]]『[[発信!生スタ 早起きクマさん]]』
**生放送の[[情報番組]]。HTB『[[水曜どうでしょう]]』の「[[水曜どうでしょうの企画 (日本国内)#シェフ大泉 車内でクリスマス・パーティー|シェフ大泉 車内でクリスマスパーティー]]」のロケを終えた、[[大泉洋]]・[[鈴井貴之]]・[[安田顕]]が、その場のノリで番組スタッフに出演を交渉し、50秒間<!---下述の『水曜どうでしょう(classic)』(テレ朝チャンネル2・2021年4月2日放送より)--->ゲスト出演させてもらえることとなった。安田はHTBのマスコットキャラクター「[[onちゃん]]」の[[着ぐるみ]]の中に入っての出演となった。だが、足元もおぼつかない程の泥酔しており、トークもできず、「どうでしょう!」と大声でわめき、[[金子哲俊|金子のりとし]]アナの頭に噛みつく、onちゃんを殴り、蹴るなどの行為をし、[[吉田みどり]]アナが「やめて下さい!」と言うも、収拾がつかなくなり、CMが入れられた<ref>{{Cite web|title=水曜どうでしょう「シェフ大泉」クリスマスパーティーエビチリ秘話!吉田みどりが登場! - YouTube|url=https://www.youtube.com/watch?v=VeZqJxeIm9c|website=www.youtube.com|accessdate=2020-12-19}}</ref><ref name=":0">{{Cite web|title=【放送事故伝説】大泉洋が『水曜どうでしょう』で起こした大トラブルとは? (2020年11月14日)|url=https://www.excite.co.jp/news/article/Real_Live_200071808/|website=エキサイトニュース|accessdate=2020-12-19|language=ja}}</ref>。その後、同年[[12月23日]]深夜([[12月24日|24日]]未明)の『水曜どうでしょう』「シェフ大泉 車内でクリスマスパーティー」内でもVTRが放送された。
**局のキャラクターであるonちゃんを殴ったことが問題視され、『水曜どうでしょう』の[[藤村忠寿]]ディレクターが始末書を書かされることになった<ref name=":0" />。
*[[2003年]][[6月28日]] フジテレビ系列『[[FNS27時間テレビ|FNS27時間テレビ みんなのうた]]』
** 生放送の[[特別番組]]。深夜帯のコーナー「[[さんま・中居の今夜も眠れない]]」で中継を入れた際に、中継先の[[笑福亭鶴瓶]]が、本番が始まっているにもかかわらず泥酔して全裸で寝ており、[[SMAP]]の[[中居正広]]に呼ばれて起き上がった瞬間に男性器を露出してしまった。一緒にいた[[ココリコ]]([[遠藤章造]]・[[田中直樹 (お笑い芸人)|田中直樹]])やスタッフらが座布団などで隠そうとしたが結局映ってしまい、ただちに[[コマーシャルメッセージ|CM]]が入れられた。スタジオの明石家さんまと中居は爆笑していたが、CM明けに中居、コーナー終了後に[[高島彩]](当時フジテレビアナウンサー)が視聴者に謝罪した。
** この件は出番前に飲酒をしていた鶴瓶が原因であるが、中継制作現場がそのような状況を許したこと、[[副調整室]]は中継現場の状況をスイッチ前に把握できるにもかかわらず対応しなかったことにより重大な事故となった。
** 前年の同特番でも鶴瓶は尻を露出している。27時間テレビではその後も『[[さんまのお笑い向上委員会]]』のコーナー内で[[東国原英夫]]が尻を露出している。
** 鶴瓶は過去に、テレビ東京の生放送番組『[[独占!男の時間]]』で数度局部を露出している<ref>[https://www.asagei.com/excerpt/85571 その時、歴史的な「放送事故」は起こった!(1)] [[アサヒ芸能|アサ芸プラス]]、2017年7月31日</ref>。
** のちに鶴瓶はフジテレビに対して謝罪している。なお、鶴瓶はのちの2005年に同番組の総合司会を務めた。
* [[2011年]][[8月4日]] 東海テレビ『[[ぴーかんテレビ]]』{{Main|セシウムさん騒動}}
** 生放送の[[情報番組]]。11時03分、岩手県産「[[ひとめぼれ]]」プレゼント当選者発表において「怪しいお米 セシウムさん」「汚染されたお米 セシウムさん」という字幕が23秒間にわたり放送された<ref>「東海テレビ放送「ぴーかんテレビ」「怪しい・汚染されたお米セシウムさん」字幕テロップ誤送出事故」 産経新聞 2011年8月11日</ref>。リハーサル用の字幕を誤って放送したと発表された(当該項目で詳述)が、放送局のモラルを問う社会問題に発展した。
* 2019年[[8月4日]] フジテレビ系列『[[Live News it!]]』<ref>[https://www.sankei.com/affairs/news/190804/afr1908040019-n1.html フジテレビ番組のテロップで「アホ」、謝罪 京アニ事件報道] 産経新聞 2019年8月4日</ref>
** [[京都アニメーション放火殺人事件]]のニュースで、死亡した[[武本康弘]]を追悼するコメントを流す際、「あんな天才いない 追悼」と表示するべきところが、「あんな'''アホ'''いない 追悼」と誤って表示してしまう事故が発生。7分後に謝罪したが、フジテレビに抗議が殺到した。原因はスタッフが手書きメモを元にしたテロップ作成を焦り、「天才」が「アホ」に見えてしまったため。
* [[2020年]][[8月19日]] フジテレビ系列『[[直撃LIVE グッディ!]]』
** 嵐山から現地の暑さについて中継を行っていたディレクターがレポートを中断しようとした際、安藤がそのディレクターに対して「もう1回、お返ししていいですか」とレポートを続行するよう促す一幕があった。これについてハフポスト日本版は、中継の続行を促した安藤の発言のみならず、危険な状況下で中継レポートを行うこと自体についても疑問の声が挙がっているとした上で、出演する者の身の安全を考慮しない番組の報道姿勢について疑問を呈した。
 
==== 人為事故の対策 ====