「ノート:ワレワレハウチュウジンダ」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
(同じ利用者による、間の1版が非表示)
11行目:
 
珍項目選考で指摘した話ですが、出典を見ると土屋氏が考案したとされているのは発声法であり、台詞については見解が分かれているようです(土屋氏に「ワレワレハウチュウジンダ」という台詞はなく、関係する台詞は「チキュウノミナサン」だとしているほうが有力と思われる)。そもそも現状の記事全体の構成として台詞の解説が中心に置かれているといえるのか微妙な状態です。もう少し情報源がないことにはどうしようもないのですが、現状の出典だけで記事を構成するならば、一例として定義文を「宇宙人風の声を出す遊びである」としたうえで、本文では「この発声法は『地球防衛軍』でミステリアン統領役を務めた土屋嘉男が考案したという説が有力である。なお、○○はこの遊びに使われる『ワレワレハウチュウジンダ』という台詞の発祥もこの映画であるとしているが、一方××や△△によればこの映画での土屋の台詞は『チキュウノミナサン』であり、『ワレワレハウチュウジンダ』という台詞は登場しない」というような構成が自然だと思います。現在の記事内容はかなりミスリードを招く(私自身ミスリードされた……)ものなので、追加の出典が見つからないにしても構成だけでも早めに改めたほうがいいかと思いましたので提案しておきます。--[[利用者:新宿のアジフライ|新宿のアジフライ]]([[利用者‐会話:新宿のアジフライ|会話]]) 2021年7月7日 (水) 13:47 (UTC)
 
== 改善提案 ==
 
;構成
*記事は「概要」節ではなく「解説」を置くべきです。(諸解説が肥大化したときに、それらの要約としての概要節を置くのはよい。)おそらく「起源」節、「発展」節、「物理的現象の解説」節があるとよく、これらを丁寧・慎重に帰属化しながら書くと「おもしろい」感じになると思います。「使用例」は割とどうでもいいです。
;情報源の信頼性の問題
*記事の根幹になっているのは[2]の「金井かおる」による「まいどなニュース」です。[https://maidonanews.jp/writer/11003877]をみても「金井かおる」なる人物の背景が不明で、この人は信頼に足る情報源とは言い難い。しかも記事の末尾で「ルーツを知っている人は教えて」と書いていて、金井説が結論的な事実ではないことが明らかです。ただし記事中ではサブカルチャーの専門家としての[[初見健一]]の証言があり、この方の権威が暫定的に信頼性の根源になっています。
*これに比べると「マグミクス」の[https://magmix.jp/post/19652/2]の著者「森谷秀」なる人物は、どこの何者なのかわかりませんし、森谷氏は記事のなかで情報源を示してもいないので、信頼性に乏しい。
*東スポの[https://web.archive.org/web/20140820181908/http://www.tokyo-sports.co.jp/blogwriter-takagi/1205/ 8]は「高木圭介」氏の署名記事ですが、示されたプロフィールからは「サブカルチャーの権威」とは読み取れません。そして記事中では情報源が示されていません。信頼性に欠きます。
*総合的にみて、ネット上にある、あまり信頼性が高くない情報源が多用されています。(なんとなーく、最初は「◯◯という説がある」という生真面目な情報だったのが、孫引きされて「◯◯だ」になっちゃったような、ネットでググった根拠の不確かなうわさ話を鵜呑みにした情報源が多い印象。)
;独自研究の問題
*[2]では初見健一が「元祖は東宝特撮映画『地球防衛軍』だと思います。」と述べており、断定的な事実ではなく推定です。同じように[8]でも「『地球防衛軍』が元ネタとの説が濃厚」とあります。これも確定事実ではなく「説がある」というだけです。[6]のtvasahi芸能ニュース(無署名)も「考案したという。」と伝聞体です。これらの情報源を束ねて「◯◯だ」とするのはダメです。「◯◯という説がある」などと書くのがいいでしょう。
;避けたい言葉・言葉を濁さない
*概要の一行目の「◯◯ことが多い」について、[2]は裏付けになりません。ここは、次のように書くべきです。
::{| class=wikitable
|-
|
サブカルチャー研究家の[[初見健一]](1967年生まれ)は、自身が幼少の頃には「すでにギャグになっていて、扇風機に向かってこのセリフを言ったり、あるいは言いながら喉を手でトントン叩くという遊びが流行っていました」と証言する[2]。
|-
|}
*(私は全情報源を検証したわけではないのですが)たとえば「起源」節はこんな感じにするとよいのでは。
::{| class=wikitable
|-
|(1)サブカルチャー研究家の[[初見健一]]は、『地球防衛軍』が元祖だと推定している<small><sup>[まいどな]</sup></small>。(東スポの高木圭介もこの説を「濃厚」としている<small><sup>[東スポ]</sup></small>)
(2)この作品では「チ・キュ・ウ・ノ・ミ・ナ・サ・ン」などの台詞がある<small><sup>[まいどな][読売]</sup></small>。
(3)この台詞は、土屋嘉男が演じる「ミステリアン統領」が地球人向けに発する宇宙語を、翻訳機械が発声したことで、抑揚のない「機械を通したような」音声となった<small><sup>[まいどな]</sup></small>。こうした表現方法は土屋嘉男が考案したものだったという<small><sup>[読売]</sup></small>。
|}
*これがどのように発展していったかは「magmix」を利用すると多少は書けそうですし、林家木久蔵がいつからこのネタをやっていたのかとかがわかれば、歴史が辿れていいですね。
;雑感
*ほかにこういう節をつくっても「おもしろい」かも
::{| class=wikitable
|-
|<nowiki>==「ワレワレ」の哲学的考察==</nowiki><br>(1)月刊『ムー』の望月哲史は、『地球防衛軍』の演出意図は「ミステリアン統領」が人類に向けて「I am 宇宙人」と自己紹介するものだったが、現代的視点にたつと、「You and I are 宇宙人」(ミステリアン統領も人類も、宇宙の住人という点で同胞である)と解釈することができると指摘した。
|-
|}
*私は文系なので無理ですが、「類例」節は、音に関するまじめな物理学的解説になると「おもしろい」かも。--[[利用者:㭍月例祭|柒月例祭]]([[利用者‐会話:㭍月例祭|会話]]) 2021年7月7日 (水) 15:26 (UTC)
ページ「ワレワレハウチュウジンダ」に戻る。