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この5人の大学生は[[逮捕]]された後に被害者の女性との間で[[示談]]が成立して[[告訴]]されなかった。主犯格の大学生は[[親告罪]]という性質上不起訴処分となり、残りの4人は[[未成年者|未成年]]であったことから身柄を[[家庭裁判所]]に送られた。この5人はいずれも大学を[[退学]]処分となった<ref name=":0" />。
この事件の主犯格の人物は、この事件の1年後に[[琉球大学]]医学部に合格して入学した。当時の琉球大学医学部には[[入学試験]]で[[面接]]も書類審査も無かったために筆記試験のみで入学することができていた。この本人はこのようにして再入学することを全く間違っていないとした。後に[[医師国家試験]]に合格して医師免許も取得した<ref name=":1">{{Cite web|url=https://gendai.ismedia.jp/articles/-/50908?page=2|title=千葉大医学部レイプ事件 捕まったエリートたちのこれから|accessdate=2020年12月14日|publisher=講談社}}</ref>。医師免許申請の書類には[[罰金]]刑以上の[[刑罰]]を受けたかを問う項目があり、これに当てはまっていれば免許を与えないことがある。だが示談を経て不起訴で終わったならば、この事件のように婦女暴行で逮捕された場合でも問題は無かった<ref name=":1" />。
このような出来事が発生してからは、琉球大学医学部は入学試験で面接と履歴書提出が必須となった。かつては琉球大学と同様に入学試験は筆記試験のみであった医学部はいくつも存在していたが後に減少していき、[[2017年]]の時点では[[九州大学]]医学部のみとなっていた<ref name=":1" />。
== 関連項目 ==
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