「Wikipedia‐ノート:カテゴリの方針」の版間の差分
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Wcontology (会話 | 投稿記録) |
Doraemonplus (会話 | 投稿記録) →方針の改定提案(2022年10月): Wcontologyさんへの返信、および改定案202210に対するご意見・ご助言の募集 |
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::* 「現状のウィキペディアのカテゴリ構成を反映した検索システムを作る方がより建設的」については、そうしてもらえるのが一番ですが、incategory/deepcat検索やPetScanが全言語版に対応する検索ツールとして公開・提供されている中、ガラパゴス的な日本語版のカテゴリ体系に対応した特別設計の「検索システム」を開発し、サービスとして提供してくれる開発者が果たして現れるのか、期待を持てないのが正直な感想です。Wcontologyさんとて、ウィキペディアカテゴリのオントロジー分析は研究目的でされているわけで、日本語版ウィキペディアの利用者向けに提供することを目的としてプログラムを開発しているのではないのでしょうし。
::* 「カテゴリの類型が認識され、その情報がカテゴリに付与されていけば」の点については、私も似たようなことを考えていて、先日、[[Template:テーマカテゴリ]]と[[Template:クラスカテゴリ]]を作成しました。このテンプレートをカテゴリページに貼り付ければ、クラスとテーマの識別が機械可読になりますが、カテゴリの内容が伴っていなければ何の意味もないラベリングですので、最終的にはやはり、クラス項目とテーマ項目を別々のカテゴリに分離する形で棲み分けていく作業が必要になってくるのではないかと考えています。--[[利用者:Doraemonplus|Doraemonplus]]([[利用者‐会話:Doraemonplus|会話]]) 2022年10月4日 (火) 06:52 (UTC)
::::上記は、一貫した立場だ
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::::一方、ほぼすべての言語版のウィキペディアにおいて、[[:Category:北海道]]に対応するカテゴリが存在し、さらに親カテゴリとして[[:Category:日本の都道府県]]に類するカテゴリが付与されている現実もあります。そのため、上記のような親カテゴリを認めない、さらには、テーマカテゴリを認めないということは、テーマカテゴリを容認している他言語のカテゴリ階層と日本語版のカテゴリ階層が大きく異なるという状況になるのではないでしょうか。
::::一方で、「クラス項目とテーマ項目を別々のカテゴリに分離する形で棲み分けていく作業が必要とも書いていらっしゃるので、現状を一部追認しながらなんとかしたいということも考えているようにも思われます。こちらについては、カテゴリの累計の分析も含め、日本語版だけでなく、他言語の編集者とも議論をおこなっていく必要がある内容なのではないかと思っています。
::::このような現状を踏まえたときに、今回のように強い原点回帰のメッセージを出すことが適切なのかどうかについては、悩ましいところのように思いますが、いかがでしょうか。--[[利用者:Wcontology|Wcontology]]([[利用者‐会話:Wcontology|会話]]) 2022年10月4日 (火) 08:55 (UTC)
:::::{{at|Wcontology}} 「解体」の件に関して、説明を補足します。そのほかについても回答します。
::::* [[:Category:自らの名を冠したカテゴリ]]の「解体」とは、このカテゴリ体系を分類体系としては解体するという意味です。個々の固有名詞テーマカテゴリについては存続させ、これまでとは異なる形で既成のカテゴリ構造に組み込んでいく方向で検討しています。この議題については、[[Category‐ノート:自らの名を冠したカテゴリ]]で具体化して提起する予定です。現時点で、イメージとしては、[[:de:Kategorie:Staat]]と[[:de:Kategorie:Staat als Thema]]のような関係を想定していますが、変更する可能性があります。
::::* 上記の構想は、固有名詞テーマカテゴリを一系の分類体系とすることを中止させるものであって、「このようなテーマカテゴリの作成を認めないという方向」へ進めようとはしていません。適切な、意味のある内容を伴う限りにおいて、[[:Category:北海道]]や[[:Category:渋沢栄一]]のようなテーマカテゴリの作成を妨げるものではありません。
::::* 多言語版とのカテゴリ構成の対応関係については、できれば合わせておいたほうが何かと便利だよねという程度の話だと思っています。現状でも、英語版とドイツ語版のカテゴリ構造は大きく異なっていますし、日本語版と英語版の間でも、たとえば[[:Category:国家]]に対応するカテゴリが英語版にはないなど、相互運用性が担保されていません。カテゴリとして設定可能な語句とその語義が指す範囲は各言語に依存するものですし、多言語間で相互運用性/互換性が保たれていなければならないとする、言語横断的に合意された方針は示されていないため、日本語版のカテゴリ構成は日本語版ローカルの利用者間で合意されたルールに基づいて独自に決定すればよいと考えます。
::::* 一つ前のご返信にあった「検索システム」に関する話として、以前、[[利用者:㭍月例祭|㭍月例祭]]さんが「分類」としても「タグ」としても機能してしまうウィキペディアのカテゴリはシステムからして設計ミスだったんじゃないか、といったようなご見解(ご発言の詳細は{{oldid|89842361|こちら|89842540}})を示されたことがあり、いま振り返って考えても、なるほどなと思わされます。設計に欠陥があると考えると、カテゴリをクラスとテーマに分離しようとすること自体が、土台無理のある方策なのかもしれません。
::::* このように考えるならば、修正すべきは、現にある日本語版のカテゴリ構成ではなく、MediaWikiのカテゴリシステムであるという話にまで発展しそうです。
::::** 一つのアイデアとしては、カテゴリ単位でクラスかテーマかを別々のカテゴリに分離する方法ではなく、カテゴリに含まれる項目単位でオブジェクト項目とトピック項目を識別できるようにする方法が有効であると考えられます。私が考えたのは、オブジェクト項目とトピック項目を「色」で分けるアイデアです。ここで仮にオブジェクト項目には青色を、トピック項目には緑色を付けるとします。記事「[[渋沢栄一記念財団]]」を例に取ると、この記事は[[:Category:渋沢栄一]]に対しては緑色、[[:Category:公益財団法人 (内閣総理大臣認定)]]に対しては青色が付けられることになります。これをカテゴリ側から見たとき、トピック項目を取り出したいときには緑色フィルタで絞り込み、オブジェクト項目を取り出したいときには青色フィルタで絞り込む、という操作が可能になれば、オブジェクト項目とトピック項目が同じカテゴリに混ざっていても大した問題ではなくなります。もしもこの仕組みが実装されれば、巡り巡って日本語版のカテゴリ体系は世界の最先端を行っていたなんて話にもなるやもしれませんね。無論、このような識別の仕組みは現在のMediaWikiでは実装されていませんが、一度、開発元である[[ウィキメディア財団]]に機能改良の提案を投げてみるべきでしょうかね。
::::* 「強い原点回帰のメッセージ」に関しては、一つ前の返信で述べたとおり、[[Wikipedia:カテゴリの方針#同名の記事を含むカテゴリ]]の第2段落で指示していることと、先ほど述べた[[:Category:自らの名を冠したカテゴリ]]の発展的解消が主眼です。クラスとテーマの分離に関しては、明らかにクラスカテゴリ/テーマカテゴリであるとみなされるカテゴリに{{tl|クラスカテゴリ}}/{{tl|テーマカテゴリ}}を貼り付けるくらいにしておいて、[[:Category:山]]と[[:Category:山をテーマとした事項]]で実験した方法を他のカテゴリにも拡大適用することは(別に議論して結論が出るまでの間は)控えておくのが無難ですかね。丁度、MediaWikiのカテゴリ機能改良に淡い期待を抱いたばかりですしね。
::::: ここまで、今後の日本語版のカテゴリ体系を展望する話題も含めて、Wcontologyさんと議論してきましたが、本題に戻って「[[Wikipedia:カテゴリの方針/改定案202210]]」の具体的な文言や構成に関して、ご意見・ご助言があればお願いします。
::::* 私が現時点の改定案を眺めて気づいた点は2点あります。まず1点目は、現行の方針では、カテゴリに記事を追加することに関する説明([[Wikipedia:カテゴリの方針#カテゴリを付与・追加する場合|§カテゴリを付与・追加する場合]])はあるが、カテゴリページの作成に関する言及が一切ないこと。2点目は、節構成の再編で「基本情報」節を設けたものの、カテゴリの作成に関わる「カテゴリの名称」「カテゴリの本文」「カテゴリの内容」「カテゴリの構造」の各節は[[Wikipedia:カテゴリの方針/改定案202210#カテゴリ編集の指針|§カテゴリ編集の指針]]のサブセクションとしたほうが、利用者にとって読みやすく参照しやすくなるのではないかということです。また、必要に応じて、英語版等の方針文書を翻訳して説明を補うことも検討に入れようかとしているところです。--[[利用者:Doraemonplus|Doraemonplus]]([[利用者‐会話:Doraemonplus|会話]]) 2022年10月5日 (水) 05:39 (UTC)
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