「よこはまコスモワールド」の版間の差分

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{{基礎情報 テーマパーク
|名称 = よこはまコスモワールド<br />Yokohama Cosmo World
|画像 = Yokohama CosmoCosmoworld World -012022.jpg
|画像説明 = コスモワールドの入園口(2011(20229月17日
{{Infobox mapframe|tyep=shape|zoom=13|frame-width=295}}
|愛称前身 = コスモワールド・子供共和国([[横浜博覧会]])
|前身 =
|テーマ = 未来志向の都市型立体遊園地
|キャッチコピー =
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[[画像:Yokohama Cosmo World 2013 B.JPG|210px|thumb|アイスワールドとコスモクロック21(2013年9月12日)]]
 
'''よこはまコスモワールド'''は、[[泉陽興業]]株式会社が経営する、[[神奈川県]][[横浜市]]の[[横浜みなとみらい21|みなとみらい地区]]にある都市型[[遊園地]]。なお、立地は後述のとおり[[中区 (横浜市)|中区]][[新港 (横浜市)|新港]](15街区側)と[[西区 (横浜市)|西区]][[みなとみらい]](23街区側)に跨っている。
 
元々は[[1989年]]の[[横浜博覧会]]の開催時から[[観覧車|大観覧車]]「[[コスモクロック21]]」と共に運営されていた 『'''コスモワールド子供共和国'''』という[[パビリオン|出展施設]]の一つで、「コスモクロック21」が博覧会終了後も存続することに決まったことから、コスモワールドも運営が続けられた。当時は[[日本丸メモリアルパーク]]と隣接して、[[横浜みなとみらい21|みなとみらい地区]]の'''23街区'''のみで運営されていた。
特徴としては入園が無料である事と、[[アトラクション (遊園地)|アトラクション]]毎に料金を支払う[[チケット]]購入制となっており、数少ないフリーパス(乗り放題)と呼べるチケットが存在しない事である。また、エリア内ではショップなども営業している。
 
その後、みなとみらい地区の発展が顕著となったことから、「コスモクロック21」が対岸の[[新港 (横浜市)|新港]]地区('''15(15街区''')側へ移転することとなり、コスモワールドも同地へ拡張することが決まった。観覧車の移転工事に伴い[[1997年]]より休業していたが、[[1998年]]に遊戯施設のみで暫定オープンした後、[[1999年]][[3月18日]]には移転組み立て作業の完了した「コスモクロック21」と共に正式にリニューアルオープンしている<ref name="hamarepo130613">[http://hamarepo.com/story.php?story_id=1981 横浜を代表する遊園地のコスモワールドの昔と今を教えて!]([[はまれぽ.com]] 2013年6月13日)</ref>。
本項では、同社が整備・運営している都市型[[索道|ロープウェイ]]「'''[[YOKOHAMA AIR CABIN]](ヨコハマ・エア・キャビン)'''」についても一部触れる([[#ロープウェイによるアクセス|後節]]参照)。
 
現在でも[[運河]]を挟んで15街区と23街区で運営されている<ref>[http://www.city.yokohama.lg.jp/toshi/mm21/gaiku/ みなとみらい21 街区開発状況](横浜市都市整備局)</ref> が、共に暫定施設の扱いとなっている(詳細は[[#一部敷地における公園再整備計画|後節]])
== 概要 ==
元々は[[1989年]]の[[横浜博覧会]]の開催時から[[観覧車|大観覧車]]「[[コスモクロック21]]」と共に運営されていた 『'''コスモワールド子供共和国'''』という[[パビリオン|出展施設]]の一つで、「コスモクロック21」が博覧会終了後も存続することに決まったことから、コスモワールドも運営が続けられた。当時は[[日本丸メモリアルパーク]]と隣接して、[[横浜みなとみらい21|みなとみらい地区]]の'''23街区'''のみで運営されていた。
 
その後、みなとみらい地区の発展が顕著となったことから、「コスモクロック21」が対岸の[[新港 (横浜市)|新港]]地区('''15街区''')側へ移転することとなり、コスモワールドも同地へ拡張することが決まった。観覧車の移転工事に伴い[[1997年]]より休業していたが、[[1998年]]に遊戯施設のみで暫定オープンした後、[[1999年]][[3月18日]]には移転組み立て作業の完了した「コスモクロック21」と共に正式にリニューアルオープンしている<ref name="hamarepo130613">[http://hamarepo.com/story.php?story_id=1981 横浜を代表する遊園地のコスモワールドの昔と今を教えて!]([[はまれぽ.com]] 2013年6月13日)</ref>。
 
現在でも[[運河]]を挟んで15街区と23街区で運営されている<ref>[http://www.city.yokohama.lg.jp/toshi/mm21/gaiku/ みなとみらい21 街区開発状況](横浜市都市整備局)</ref> が、共に暫定施設の扱いとなっている(詳細は[[#一部敷地における公園再整備計画|後節]])。
 
== 施設 ==
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=== ロープウェイによるアクセス ===
: [[2018年]]5月には当施設を運営する泉陽興業による、桜木町駅周辺から新港地区まで[[汽車道]]沿い約600メートルに日本初の[[都市索道|都市型ロープウェイ]]([[索道]])を整備する空中交通構想<!--(開業目標:[[2020年]]の[[2020年東京オリンピック|東京オリンピック]]開幕前)-->が浮上<ref name="kanaloco180524-25">神奈川新聞{{small|〈カナロコ〉}}:[https://www.kanaloco.jp/news/economy/entry-30575.html 桜木町にロープウエー構想 新港地区アクセス向上へ](2018年5月24日付)/[https://www.kanaloco.jp/news/life/entry-30620.html ロープウエーや水上交通 横浜観光アクセス向上へ新提案](同月25日付)</ref><!--<ref name="yomiuri180524-25">読売新聞:[http://www.yomiuri.co.jp/economy/20180523-OYT1T50147.html 横浜臨海部にロープウェー構想、2ルート協議](2018年5月24日付)/[http://www.yomiuri.co.jp/economy/20180525-OYT1T50020.html 横浜港にロープウェー、東京五輪までに開業](同月25日付)</ref>--><ref name="yokohama-tasaina-kotsu">[https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/toshiseibi/sogotyousei/tasainakotsu/koubo.html 「まちを楽しむ多彩な交通」 ~提案内容をまとめたリーフレットを作成しました~](横浜市都市整備局 平成30年{{small|(2018年)}}5月24日)</ref>。さらに[[2019年]]2月にはロープウェイ計画の詳細が公表され、それによると桜木町駅前から[[横浜ワールドポーターズ]]前(運河パーク)まで汽車道沿い(南側の[[北仲通地区]]寄り)にロープウェイ「'''[[YOKOHAMA AIR CABIN]](ヨコハマ・エア・キャビン)'''」<ref>[http://www.senyo.co.jp/newbiz/2646/ 新規事業展開:世界最新式都市型循環式ロープウェイ](泉陽興業株式会社の公式サイト内)</ref> を当初[[2020年]]夏に開催する予定であった[[2020年東京オリンピック|東京オリンピック]]<!--・[[2020年東京パラリンピック|パラリンピック]]-->開幕前の開業を目指し整備するとしていた<ref name="kanaloco190214">[https://kanaloco.jp/news/government/entry-149119.html 東京五輪前に開業へ 新港地区-桜木町ロープウエー計画](神奈川新聞{{small|〈カナロコ〉}} 2019年2月13日)</ref><ref name="hamarepo190215">[http://hamarepo.com/story.php?story_id=7097 桜木町のロープウェイ計画が明らかに! 第二のコスモクロックになるか?](はまれぽ.com 2019年2月15日)</ref>が、その後の資材調達や工期の遅れなどから半年以上ずれ込み<ref name="kanaloco191126">[https://www.kanaloco.jp/news/government/entry-211290.html 横浜のロープウエー、照明は石井幹子さん 20年度末開業](神奈川新聞{{small|〈カナロコ〉}} 2019年11月26日)</ref><ref name="tokyo-np191127">[https://www.tokyo-np.co.jp/article/18677 ロープウエー、五輪間に合わず 横浜・みなとみらい 工事開始半年遅れ](東京新聞 2019年11月27日)</ref>、[[2021年]][[4月22日]]に開業を迎えた<ref name="yokohama-press20210113">{{Cite press release|和書|url=https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/press/toshi/2020/0113toshiseibi.files/0003_20210113.pdf|archiveurl=https://web.archive.org/web/20210113164901/https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/press/toshi/2020/0113toshiseibi.files/0003_20210113.pdf|format=PDF|language=日本語|title=2021(令和3)年、回遊性が向上し都心臨海部がさらに魅力的に!|publisher=横浜市|date=2021-01-13|accessdate=2021-01-13|archivedate=2021-01-13}}</ref><ref>[https://1201.yokohama/ropeway-yokohama-air-cabin190226/ 横浜 桜木町駅とみなとみらいを結ぶロープウェイが4月22日運行開始[YOKOHAMA AIR CABIN]](個人的横浜<!--1201{{small|〈横浜情報ブログ〉}}--> 2021年1月14日)</ref>(泉陽興業が計画に係る費用を全額負担するため公費負担なし<ref name="kanaloco191126"/><ref name="tokyo-np191127"/>)。
: ロープウェイは両区間(総延長約630メートル<ref name="kanaloco191126"/><ref name="tokyo-np191127"/>)を片道約5分<!--2分半 - 3分-->で接続<ref name="yokohama-press20210113"/>。
: [[搬器|ゴンドラ]]・駅舎・支柱の[[ライトアップ]]([[照明]]デザイン)は、[[横浜ベイブリッジ]]や[[東京タワー]]、[[姫路城]]などのライトアップも手掛けた[[石井幹子]]が担当<!--([[プロデュース]])-->する<ref name="kanaloco191126"/>。