「作並温泉」の版間の差分

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'''作並温泉'''('''さくなみおんせん''')は、[[宮城県]][[仙台市]][[青葉区 (仙台市)|青葉区]][[作並村|作並]]にある[[温泉]]である。かつては[[陸奥国]]、明治以降は[[陸前国]]に位置した。
 
== アクセス ==
*[[仙台市営バス]]
**[[仙台駅]]から作並温泉湯元ゆき。
***[[国道48号]]旧道経由で運行、二日町[[北四番丁駅|北四番丁]]、[[愛子駅]]前、[[作並駅]]前に停車する。
*[[山交バス (山形)|山交バス]]
**[[特急48ライナー]]
**仙台駅前から[[村山駅 (山形県)|村山駅]]前、[[新庄駅]]前ゆき。
***[[仙台西道路]]、国道48号[[愛子バイパス]]経由。
*JR[[仙山線]]
**[[作並駅]]下車。駅前(国道48号)から市営バス、または旅館・ホテルの送迎バス利用。
 
== 泉質 ==
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== 温泉街 ==
[[広瀬川 (名取川水系)|広瀬川]]に沸いた温泉が元で、山に囲まれた南北に細い河岸段丘に[[旅館]]が点在している。温泉街を通る幹線道路は[[国道48号]]で、仙台市中心部と、山形方面に通じる。[[日帰り入浴施設]]は「都の湯」があり、[[岩盤浴]]も楽しめる。旅館組合が作成した温泉街散策ガイドである「作並温泉ぽかぽか湯めぐり歩き」には、温泉街周辺の名所を巡るコースが記載されている。また、ガイドに協力している旅館のスタンプを集めることで、一軒無料で日帰り入浴を楽しむことができる。
国道48号沿いに[[旅館]]が点在している。
 
[[日帰り入浴施設]]は「都の湯」があり、[[岩盤浴]]も楽しめる。
 
旅館組合が作成した温泉街散策ガイドである「作並温泉ぽかぽか湯めぐり歩き」には、温泉街周辺の名所を巡るコースが記載されている。また、ガイドに協力している旅館のスタンプを集めることで、一軒無料で日帰り入浴を楽しむことができる。
 
== 歴史 ==
[[721年]](養老5年)に[[行基]]が発見したとも、[[1189年]](文治元年)に[[源頼朝]]が発見したともいうが、これらは一個の伝説にすぎない。しかし古くから地元の人に知られていたらしく、[[1761年]](宝暦11年)の『奥州仙台領遠見記』が、湯渡戸に石で囲い置いたところがあって入湯する者があると記す。
 
[[1796年]](寛政8年)に、若松喜惣治が[[仙台藩]]の許しを得て開湯に着手した。道路と設備を整えるのに8年を要したという。広瀬川の左岸(東岸)にある現在の鷹泉閣岩松旅館の前身である。これを古湯として、[[1855年]](安政2年)に開かれたものを新湯という。[[出羽国]][[村山郡]]猪沢の人秀治が、地元の石垣彦左衛門と奥山伊三郎と三人で開き、作並神湯と称したものである。古湯の北西対岸にあり、現在の神の湯作並ホテルの前身である。大正時代まで作並温泉には二つの旅館だけがあった。
 
[[1970年]](昭和45年)には約30万人の入り込み客があり、[[1985年]](昭和60年)に約61万人になったが、[[2001年]](平成13年)には約43万人になった。
 
[[2004年]]に発生した[[温泉偽装問題]]では、温泉利用許可を受けていない旅館や、源泉の無断開発を行った旅館があったとして一連の騒動の中報道された。
 
== アクセス ==
*[[仙台市営バス]]
**[[仙台駅]]から作並温泉湯元ゆき。
***[[国道48号]]旧道経由で運行、二日町[[北四番丁駅|北四番丁]]、[[愛子駅]]前、[[作並駅]]前に停車する。
*[[山交バス (山形)|山交バス]]
**[[特急48ライナー]]
**仙台駅前から[[村山駅 (山形県)|村山駅]]前、[[新庄駅]]前ゆき。
***[[仙台西道路]]、国道48号[[愛子バイパス]]経由。
*JR[[仙山線]]
**[[作並駅]]下車。駅前(国道48号)から市営バス、または旅館・ホテルの送迎バス利用。
 
== 関連項目 ==
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*[[温泉]]、[[温泉街]]、[[外湯]]、[[温泉番付]]
*[[日本の温泉地一覧]] - [[日本の温泉画像一覧]]
 
== 参考文献 ==
*古文書を読む会『奥州仙台領遠見記』(宮城県図書館資料1)、1978年、原著1761年。
 
== 外部リンク ==