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ある時間内における最大の瞬間風速を平均風速で割った値のことを「突風率」といい、一般には1.5から2.0くらいである。また、風圧は風速の2乗に[[比例]]して大きくなることが知られている。
 
一般的に、陸上より海上のほうが平均風速が速く、逆に突風率は小さい。風速は、地球的に見た大気の状態から建造物による構造的な大気の乱れまでと幅広いスケールの[[気圧]]差に影響を受ける。
 
地球的に見た大気の状態に影響を受け、常に偏西風が吹くヨーロッパ西部は1年を通して一定の風速が保たれているといえる。より小さな例では高気圧や低気圧があり、[[台風]]などの熱帯低気圧が接近したときに観測される風速は比較的速い。より小さなものでは竜巻によるものが顕著な例で、100m/sを超える最大瞬間風速が観測されたこともある。また、高層ビルが林立する地域では[[ビル風]]などの突風が吹くこともある。