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'''架線'''(かせん)とは'''トロリ線'''(とろりせん)ともいい、[[架空電車線方式]]において[[電車]]が通る空間の上部に張られ、電車を動かす電気を送る金属製の線ないしは撚線により構成されるもの。架線の形態としては、トリ線のみで構成される直接吊架線方式、吊架線とトロリ線の2本の電線で構成されるシンルカテナリー方式、吊架線・補助吊架線・トロリ線3本の電線で構成されるコンパウンドカテナリー方式などがある。架線を構成する電線が多くなるほど、架線のバネ乗数が均一化し、列車速度の向上が可能なる。一般に銅線を使う場合が多いが、線路方向に対する延びを防ぐため長大トンネルなどでは鋼鉄製のものを使用する。
 
鉄道関係者の間では、仮線、下線などとの混同を防ぐ目的で「がせん」と読まれる。