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==業績==
また[[清|清代]][[考証学]](特に[[王引之]])の影響を受けた「訓詁の学」、歴代の書名目録を駆使し多くのテクストを比較検討する「校勘の学」、[[富永仲基]]・[[内藤湖南]]の「加上の説」による成立事情を踏まえたテクスト批判などを併せ、中国古代思想史・哲学史研究の方法を確立、特に『[[論語]]』『[[老子道徳経|老子]]』研究の権威となった。
 
同窓の京都帝大教授[[小島祐馬]]が思想の背景にある社会経済史を重視し、[[社会思想|社会思想史]]的な[[中国学]]を志向したのに対し、武内の方法はあくまで緻密な文献批判を重んじるオーソドックスなものであった。