「タキシング」の版間の差分

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Carkuni (会話 | 投稿記録)
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ジェットブラストによる地上作業係員の保護、地上車両の横転 / 転覆や設備の破壊、駐機中の他機の浮き上がりなどの防止のため、飛行場ではエリアによりタクシング時のエンジン推力を規制している。同様の理由で、[[空港ターミナルビル|ターミナル]]から後退して離れる際の[[スラストリバーサ]]の使用は原則禁止されているため、[[タグ]]([[トーイング・トラクタ]]あるいは[[トーバーレス・トラクタ]]等の総称)による推進 / 牽引([[プッシュバック]])を受ける。
 
飛行場の大型化に伴い、タクシング距離が非常に長くなったため、航空機自身の動力による移動は効率が悪い([[B747]] 型機で、タクシング 1 分あたりおよそ 50 - 60 リットルの燃料を消費する)。このため牽引車両による移動範囲の拡大が検討されている<ref>{{cite web|url=http://www.jisc.go.jp/policy/pdf/EnvironmentalJIS_Guideline.pdf|format=PDF|title=航空・宇宙分野における環境配慮規格整備方針|publisher=日本工業標準調査会 航空・宇宙機技術専門委員会(2002年3月)|accessdate=1月25日|accessyear=2007年}}</ref>。また、燃料消費の低減のため、大型旅客機では着陸後にターミナルまで移動する際のタクシングにおいて 1 基ないし 2 基(4 発機の場合)のエンジン停止が行われることがある<ref>{{cite web|url=https://www.ana.co.jp/ana-info/ana/csr/report/img/pdf/this/ANA_CSR52-79.pdf|title=全日本空輸(株)CSRレポート,64、64頁|publisher=[[全日本空輸]]|accessdate=4月13日|accessyear=2007年}}</ref>。
 
== 参考文献 ==