「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」の版間の差分

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『'''機動戦士ガンダム 逆襲のシャア'''』(きどうせんしガンダム ぎゃくしゅうのシャア、'''MOBILE SUIT GUNDAM Char's Counter Attack''')は、[[1988年]]3月に[[松竹]]の配給で劇場公開された[[ガンダムシリーズ]]の[[アニメーション映画|アニメ映画]]で、[[松竹]]の配給で[[1988年]]3月劇場公開された。宇宙世紀(UC)の2人の主人公、[[アムロ・レイ]]と[[シャア・アズナブル]]の最後の対決を描いている。ファンの間では「'''逆シャア'''」や英題の頭文字を取り「'''CCA'''」などと略される事もある。
 
ガンダムシリーズのアニメ映画としては初めてテレビアニメからの編集等によらない新作として制作され、主題歌に[[TM NETWORK]]を起用した事も話題となった。またなお、サンライズアニメーション作品企画部が用いる共同ペンネーム「[[矢立肇]]」のクレジットが何故か使用されていない。
 
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[[メカニックデザイン]]は、主役のνガンダムについては[[Ζガンダム]]、[[ΖΖガンダム]]と同様にコンペ形式で多数のデザイナーが参加、その中でヴィシャルデザインの[[鈴木雅久]]らが中心になって数多くのラフデザインを提出し、最終的に[[出渕裕]]がまとめている([[ジェガン]]のみ佐山義則がクリンナップを担当)。ネオ・ジオン軍MSは出渕裕がデザインしている。その他、戦艦のデザインを[[OVA]]『[[トップをねらえ!]]』やTVアニメ『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』等でおなじみの[[ガイナックス]]が担当している(ネオ・ジオン軍艦艇は[[庵野秀明]]、ロンド・ベル艦艇は[[増尾昭一]]。ガイナックスは他のガンダムシリーズでは後に『[[機動戦士Vガンダム]]』『[[機動武闘伝Gガンダム]]』の作画も担当している)。映像演出の完成度は非常に高い。初歩的ではあるが当時としては珍しいCG技術も使われた(スペースコロニー・スウィートウォーターの描写など)。
 
本作は後のアニメ作品などに大きな影響を与えた。ており、『[[機動警察パトレイバー 2 the Movie]]』([[押井守]]監督)、『[[劇場版美少女戦士セーラームーンR]]』([[幾原邦彦]]監督)、『[[ローレライ (映画)|ローレライ]]』『[[日本沈没]](2006年版)』([[樋口真嗣]]監督)などといった映画は本作の[[オマージュ]]とされている。また、自らもスタッフとして参加していた庵野秀明は、愛溢れる余り『逆襲のシャア友の会』なる同人誌を出版するほど。この本には[[ゆうきまさみ]]、出渕裕、[[美樹本晴彦]]、北爪宏幸、[[幾原邦彦]]、[[鈴木敏夫]]、[[ことぶきつかさ]]、[[藤田幸久]]、[[あさりよしとお]]、[[山賀博之]]ら錚々たる豪華メンバーが参加しており、注目すべきは庵野と富野由悠季、押井守らとの対談が収録されている点。この中で繰り広げられた富野と庵野による衝撃発言の数々は、様々な意味で話題を呼び、数ある「富野伝説」の一つとなっている。
 
== 主要登場人物 ==
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== 関連作品 ==
=== 小説 ===
監督の[[富野由悠季]]による小説が、2種類刊行されている。
 
==== ハイ・ストリーマー ====