「直巻整流子電動機」の版間の差分

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交流専用車での電動機制御は基本的に電圧制御だが、具体的方法としては、当初交流[[電気機関車]]や[[新幹線0系電車]]にトランスの'''タップ切替制御'''が用いられ、大電力半導体の開発で[[国鉄711系電車]]に見られる'''[[サイリスタ位相制御]]'''が加わって回路の簡易化と無段加速が実現された。
 
交流から整流する場合は供給電圧を自由に設定できるから、速度に反比例してトルクが落ち軸出力が一定のまま増えないで整流子の整流が悪化する弱界磁制御は行わず供給電圧を上げている。711系では直流で375V120kW出力のMT54をほぼそのまま電圧仕様を500Vに変えて150kW出力のMT54EMT54A(MT54-E)としている。この値は最大電流がほぼ同じ=トルクが同じで電圧比例の最大出力となっている。なお、MT-54Eは交直両用車417系にも120kW出力定格で用いられている。交流専用車である初期の新幹線0系などでも711系同様弱界磁制御は行っていない。
 
[[Category:電動機|ちよくまきせいりゆうしてんとうき]]