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'''ヴィルヘルム・ゲオルク・フリードリヒ・ロッシャー''' ({{Lang|de|Wilhelm Georg Friedrich Roscher}}, [[1817年]][[10月21日]] - [[1894年]][[6月4日]]) は[[ドイツ]]の[[経済学者]]。[[ハノーファー]]に生まれ、[[ゲッティンゲン大学]]に学ぶ。[[1844年]]には同大学教授に就任し、[[1848年]]以降は[[ライプツィヒ大学]]教授を務めた。
[[ブルーノ・ヒルデブラント]]や[[K.クニース|カール・グスタフ・アドルフ・クニース]]とともに[[経済学]]における旧[[歴史学派]]の始祖とみなされる。[[法学]]における歴史学派の代表者、[[フリードリヒ・カール・フォン・サヴィニー]]や[[カール・フリードリヒ・アイヒホルン]]等の影響を受けた。特に古代史を学んで経済学への歴史的方法の適用を考え、経済学は国民経済の発展法則を理解する学問であるとした。ゲッティンゲン大学・ライプツィヒ大学では歴史学や国家(経済)学の講座を担当した。その講義録『国民経済学原論 Die Grundlagen der National Ökonomie』5巻は多数の官僚志望者の参考書とされ、ドイツやアメリカで普及した。国民経済学を有機的生命体と考える生物学的傾向があり、後年[[マックス・ヴェーバー]]にもその歴史と理論の混同を批判された。
== 主要著作 ==
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