「ノート:日本語の方言」の版間の差分

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Enirac Sum (会話 | 投稿記録)
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:『現代日本語方言大辞典』で日本語の方言区画を調べてみました。非常に長くなるので[[利用者:Enirac Sum/日本語の方言|私の利用者ページのサブページ]]に置いてあります。この本では第1巻の最初で各県の方言についてそれぞれ述べるという体裁になっているので、各県の方言は見出しの「~県方言」という形式になっています。都道府県の中に大方言区画の境界がある場合、原本では同じ都道府県の項目で述べられていましたが、最初のほうにあった大方言区画に従ってそれぞれに分けて記述しました。各県の方言についての著者がそれぞれ違いますので、方言区画の仕方が必ずしも一様ではなく、一般に行われるような総合的区分の他にアクセントの面などから分けたものもあり、記事を立てる際の方言区画としてそのまま使えないものもありますが、方言区画や方言の名称をどうするか考える際にある程度の参考になるかと思います。また、このような日本語の方言区分に関する独自でない研究がちゃんと存在することも分かっていただけるかと思います。当然この区画は初めての研究成果などではなく多くの先行研究を基にしたものです。この他に国書刊行会の『講座方言学』などにも各県の方言区画が記載されていましたが、何巻にもわたるシリーズであり、まだ全国の区画を調べるには至っていません。これについては時間が取れ次第追って調べようと思います。他にも資料があったらなるべく調べます。[[利用者:Enirac Sum|Enirac Sum]] 2008年4月8日 (火) 13:37 (UTC)
::地道な調査お疲れ様です。しかし、都道府県で方言を区分けしてしまうのは私は賛同しかねます。そもそも、方言をどう区分けするかは研究者によって分かれており、私が以前個人的に調べた文献では近畿方言の区分は [[利用者:Kyoww/近畿方言区画の一例|このように]] なっています。調べれば調べるほど、問題はより複雑なことになると思うのですが。--[[利用者:Kyoww|Kyoww]] 2008年4月8日 (火) 15:16 (UTC)
:単に『現代日本語方言大辞典』での説明が都道府県別という体裁を取っていたので止むを得ず各都道府県の分類を書いただけで、その本にも都道府県別に分けられるようなことは書いていませんし、私も都道府県別に分けるのがいいとは思っていません。「秋田弁」「広島弁」のように県単位で方言を捉える見方が一般的なものはともかく、そうでないものも結構ありますからね。方言区画は確かに研究者によって様々ですが、いくつかのものを比較することで、ある程度一般的なものが見えてくるのではないでしょうか。例えばKyowwさんに示していただいたものと私が調べたものを比較して共通の区画も多く見られます。方言区画をどうするかというのは「~弁」のまま放置した場合でも結局付きまとってくる問題ですから、何もせず現状放置というのもいい選択肢とは思えないのですが。[[利用者:Enirac Sum|Enirac Sum]] 2008年4月8日 (火) 15:56 (UTC)
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