「FPU (放送)」の版間の差分

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可搬型の装置は、送信機と受信機とに分かれ、それぞれマイクロ波用[[パラボラアンテナ]]と一体化した高周波部と制御部の計4筐体に分かれる例が多い。
 
これは制御部に[[テレビカメラ]]や[[マイクロフォン]]などの信号を直接、接続して使用できるようにすること、FPUのアンテナは見通しの利く高所に配置しなければならないが、UHF波あるいはマイクロ波をアンテナまで伝送する場合、一般的な高周波用同軸ケーブルなどでは伝送損失が大きく、かといって導波管などを用いると可搬持ち運びに向かなくなるためである。
 
制御部と高周波部は一般に高周波用同軸ケーブルで結ばれている。制御部と高周波部の映像・音声信号のやりとりは、多重化されたものを伝送損失の少ない低い周波数(中間周波数)に変換して行っており、電源も制御部から高周波用同軸ケーブルに重畳させて高周波部に送っている。なお、UHF帯ではアンテナが大きくなるため、高周波部から特に伝送損失の少ない同軸ケーブルなどを短く用いて外付けとしている。