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また、ガラス質特有の光沢を得ることができ、様々な色や模様も得られる。これは、釉薬の中の[[長石]]が焼成時に溶け出してガラス質を形成し、金属成分が熱による[[化学変化]]を起こして色を付けるためである。
 
昔の釉薬は、[[粘土]]を水で溶いたものに[[木灰]]・[[藁灰]]を加えたもので、灰や粘土の中に含まれる[[金属]]成分によって色が付いていた。しかし、この方法では、望む色が付かなかったり、色むらができたりしてしまっていたため、現在では、あらかじめ金属成分を溶かしいれ、[[]]のように用い素焼きの陶磁器に模様を付ける(絵付けと呼ばれる)。
 
現在では、水田農家の減少などにより[[藁]]そのものの入手が困難になっており、自己で木灰・藁灰などから釉薬を作るのは、こだわりを持つ陶芸家などに限られつつある。このため、陶芸家の中には、農家と契約し安定的に藁を供給してもらっている場合もある。