ミルクケーキ

ミルクケーキとは加糖練乳にカルシウムを加え板状にした菓子である。ケーキと称しているのも関わらずガチガチに固いのが特徴。山形県で生産が開始され、流通経路が確立するまでは山形地区限定だったため、山形名産のみやげとして知られるようになった。

概要

• 1919年に山形県高畠町にある日本製乳（現在では森永乳業の子会社）が国産初の「粉ミルク」（おしどり粉ミルク）を生産。粉ミルク生産の際に出る副産物に加糖したところおいしかったので、商品化したのがミルクケーキ（おしどりミルクケーキ）である。（オシドリは山形県の県鳥である）
• 発売当初は味はプレーンしかなかったが、イチゴ味、ヨーグルト味や、山形名産のサクランボ味、ラフランス味など現在では11種類ある。
• 日本製乳の生産によるOEM商品が、アカチャンホンポ、トイザらス、小岩井農場などで販売されている。
• 日持ちがするため、山形以外の観光地でも、別のメーカーが生産したミルクケーキが販売されている。