「化学療法」の版間の差分

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:下痢の機序は2つ考えられている。化学療法当日に出現する早発性下痢は抗がん剤によって、自律神経が刺激され蠕動が亢進する結果おこるコリン作動性の下痢である。化学療法後数日~2週間程度で起こる遅発性下痢の場合は消化管粘膜障害によるものである。この場合は好中球減少の時期と重なるため感染症に注意が必要である。下痢に関しては[[ロペラミド]]を用いることが多い。
;腫瘍崩壊症候群
重症リンパ腫のような重篤な腫瘍の場合、患者によっては悪性腫瘍細胞が急速に崩壊し、[[腫瘍崩壊症候群]]を発症する。<!--その為にプロフィラキシスが使用され、しばしば重篤な腫瘍患者の第一選択薬となっているが、-->腫瘍崩壊症候群は治療しないと致命的な危険な副作用である。メイロンによる尿のアルカリ化大量輸液を行うことが多い
;癌性疼痛
{{main|緩和医療}}