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日本では外国船を中心に放置されることが多く、地元[[自治体]]が費用を払って撤去することを余儀なくされる例も見られたことから、[[2004年]]には船舶所有者への保険加入の義務付け、無保険船への入港禁止を盛り込む形で油濁損害賠償保障法が改正され、[[船舶油濁損害賠償保障法]]となった。
 
クジラやイルカの場合は極力、海へ帰すようにしているが、場合によっては相当危険が伴うため、必ずしもうまくいくとは限らない。尚、生きたまま集団座礁するクジラ類(イルカも含む)は[[ハクジラ]]が多く、特に[[ゴンドウクジラ]]はリーダーの個体が座礁すると、他の仲間も座礁することが多い。その原因は十二の学説が考えられるが、軍事用の[[ソナー]]が鯨類に悪影響を与えることが明らかになっており<ref>2000年3月の米海軍によるバハマ諸島での新型ソナーの実験現場付近で16頭のアカボウクジラなどのクジラが座礁し、死亡した個体に耳の出血と呼吸、発声組織の損傷が確認された。ちなみに陸上であればジェット戦闘機のエンジンの音響に匹敵するソナーの音波が聴覚に依存して生きるクジラの仲間には致命傷である。</ref>、その影響を受けると先の条件に含まれない[[ヒゲクジラ]]も集団座礁するのではないかという見解もある<ref>「行き場を失った動物たち」今泉忠明、東京堂出版、2005年 ISBN 4490205546 P211-218</ref>。
 
== 参考文献・脚注 ==