「指定交流競走」の版間の差分

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地方競馬への間接的な支援、魅力ある番組提供、競走馬の資質向上、また中央競馬では3歳未勝利や500万円以下など下級条件での投票除外が相次いでおり、それらの解消を図る目的も兼ねて[[1994年]]から行われている。[[2003年]]からは中央3歳未勝利馬との交流戦1着馬も「[[JRA2歳認定競走|JRA認定競走馬]]」<ref>[[JRA2歳認定競走]]と同じく、中央競馬の特別指定交流競走に出走可能となるが、中央競馬への移籍については優遇は無い。</ref>として扱われるようになった。地元所属馬が入着<ref>5着以内。</ref>した場合は各競馬場の定めた賞金が給付されるが、中央競馬所属馬が入着した場合には賞金および中央競馬が定める金額との差額が給付される。中央競馬所属馬が優勝した場合、3歳未勝利馬の賞金は300万円、3歳以上500万下条件馬の場合は500万円となる。同じ競走でも競走馬の生産地により賞金および補助金が異なる競走が存在するが、競走馬の所属により賞金および補助金が異なる競走は世界的にもほとんど例が無いとされる[http://www2.shadaitc.co.jp/coffee_break/series_report/top/main.asp?article_id=67]。
 
このため、中央競馬所属馬の騎乗依頼を受けた地元[[騎手]]は中央競馬の関係者の目の前で実力を見せようと、また地元としては非常に高額な賞金<ref>岩手・高知では地元OPクラスよりも高く、他も出走できるクラスとしては高額である。ただし、兵庫などのように地元馬同士の競走と変わらない所もある。</ref>に張り切り、思わぬ高配当が生まれる原因にもなっている。一方、この競走に騎乗する中央競馬所属騎手は地区で定められた騎乗数の制限の中で当日行われる競走に騎乗可能である。この制度を利用して、一部の騎手が当日の他の競走に騎乗している<ref>例としては[[北海道2歳優駿]]を[[ホッカイドウ競馬]]の所属馬で優勝した[[武豊]]、中央競馬移籍後に[[兵庫ダービー]]を優勝した[[小牧太]]など。</ref>。
 
=== 各地の名称(由来) ===