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[[Image:SheaStadium Exterior.jpg|300px|thumb|シェイ・スタジアム外観]]
 
'''シェイ・スタジアム'''(''Shea Stadium'')は、[[アメリカ合衆国]]の[[ニューヨーク]]・[[クイーンズ区]]フラッシングの[[フラッシング・メドウズ・コロナ・パーク]]北端にあった[[野球場]]。[[メジャーリーグベースボール|MLB]][[ニューヨーク・メッツ]]のホーム球場である。また、1974年と1975年には[[ニューヨーク・ヤンキース]]も仮ホームとしていたが、これは[[ヤンキー・スタジアム (1923年)|ヤンキー・スタジアム]]の改修工事に伴うものである。
 
また、[[アメリカンフットボール]]([[NFL]])に使用されていた時期もあり、開場から1983年まで[[ニューヨーク・ジェッツ]]が、1975年の1年だけ[[ニューヨーク・ジャイアンツ]]が本拠地にしていた。
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日本語媒体では、特に[[ロック (音楽)|ロック・ミュージック]]関係の報道において、綴り通りに'''シェア・スタジアム'''と表記されることがあるが、現地読みとは遠い。1975年の[[天覧試合]]の報道では'''シェー・スタジアム'''と表記された。
 
2009年4月には隣に新球場[[シティ・フィールド]]がオープンする予定となっている。新球場はかつての[[ロサンゼルス・ドジャース|ブルックリン・ドジャース(現ロサンゼルス・ドジャース)]]の本拠地であった[[エベッツ・フィールド]]を模したデザイン。シェイ・スタジアムは新球場建設に伴い取り壊され、駐車場になる予定であるった
 
== フィールドの特徴 ==
多くの選手を悩ませていのが、近隣にある[[ラガーディア空港]]である。シェイ・スタジアムが同空港の離着陸コースのほぼ真下に位置するため、騒音が選手の集中力をかき乱すことが多々あった。シェイ・スタジアムでプレーする時だけ耳栓をつける選手もいほどである。
 
外野は左右対称であった。広めなため、外野手には守備範囲の広さが必要。また、外野席がほとんど設置されてないため、吹き込んでくる風の影響を受けやすかった。よって長打が出にくく、投手有利の球場であった
 
内野は芝が長いため、球足が遅かった
 
== 設備、アトラクション、演出 ==
シェイ・スタジアムは当初、90,000人収容の巨大スタジアムとして建設が進められたが、建設途中で計画が変更されたため、外野席が左中間の一部を除いて存在せず、代わりに超巨大スコアボードやビッグ・アップルが設置されて今に至っている
 
超特大スコアボードは外野右中間フェンス後方に設置されてい。開場当時は'''スタジアラマ・スコアボード'''と呼ばれ、スクリーンには選手のスライド写真などが映し出されたが、その部分は現在では後に広告スペースとなっている。上部にはニューヨークの摩天楼を象った照明があったが、2001年9月11日の[[アメリカ同時多発テロ事件|同時多発テロ]]発生後、[[ニューヨーク世界貿易センタービル|世界貿易センタービル・ツインタワー]]を象った部分にリボンがかけられた。
 
ビッグ・アップルは中堅フェンス後方に設置。メッツの選手がホームランを打つと、巨大な帽子のディスプレイの中からメッツのロゴマークが入った大きな[[リンゴ]]のオブジェが現れ。これはニューヨーク市の愛称「ビッグ・アップル」にちなんだもの。1998年、ヤンキー・スタジアムの観客席が一部破損したため、ヤンキースが1試合だけホームゲームをシェイ・スタジアムで行ったことがあるが、そのときヤンキースの[[ダリル・ストロベリー]](元メッツ所属)がホームランを放つとビッグ・アップルが姿を現した。メッツ以外の選手がホームランを放った際にビッグ・アップルが出てくるのは異例である。ただしリンゴに描かれたメッツのロゴを隠すためか、上半分のみの登場となった。
 
== スタジアム名の由来 ==