「カイザー・ヴィルヘルム・デア・グローセ (客船)」の版間の差分

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カイザー・ヴィルヘルム・デア・グロッセは初めて商業用に開発された無線機器を搭載した船舶で、マルコーニ社の開発した無線機器を[[1900年]][[2月]]に搭載した。この機器のデモンストレーションとして[[ドイツ]]の[[灯台]]、30km北西に停泊した[[灯台船]]、[[イギリス]]に同じ機器が設置され、交信を行った。本船は初めて4本の煙突を取り付けた船舶でもあった。
 
[[1900年]][[6月]]、[[ホーボーケン (ニュージャージー州)|ホーボーケン]]の港で大規模な衝突事故が発生し、カイザー・ヴィルヘルム・デア・グロッセは客船メイン、ブレーメン、セールと衝突した。この事故で161名の乗務員が死亡した。その6年後、[[1906年]][[11月]]、[[ロイヤルメール]]社の客船オリノコと衝突し、カイザー・ヴィルヘルム・デア・グロッセの乗客が5名死亡、船体には幅21m、高さ8mの巨大な穴が開いた。この事故の海難審判では、カイザー・ヴィルヘルム・デア・グロッセに責任があるとされた。
 
== 第一次世界大戦 ==