「春分点」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m →‎春分点と星座: 内部リンク。
11行目:
<!--[[西洋占星術]]-->[[ニューエイジ]]の間では、春分点の存する星座<!--(ただし春分点ではなく[[赤経]]を基準に12等分したもの)-->がその時代(1つの星座で約2千年)を象徴するとされる。
 
春分点は紀元後[[1世紀]]から[[20世紀]]までは「うお座」にあったが、20世紀末ごろに「[[みずがめ座]]」に入った(現在移行中との説もある)。そのため、現代は「水瓶座の時代 (the age of Aquarius)」 と呼ばれる。<!--占星術の世界では-->「みずがめ座」は変革を象徴していると考えられており、何らかの世界的変革があると主張している。
 
「水瓶座の時代」 は一部の占星術師が持ち出したりすることもあるが、伝統的な[[西洋占星術]]とは関係がない。実際に春分点が「みずがめ座」に入り込むのは500年以上後のことである<ref>鈴木敬信 (1986) 『天文学辞典』、地人書館、225頁。</ref>。また、十二宮と違い星座の領域は不均等なので、「~座の時代」の期間は2千年とは限らないなど、十二宮と星座が混同されており、この主張は理論的に成り立たない。また、占星術における時代区分は春分点の移動とは関係がないとの主張もあるが<ref>ウド・ベッカー(編)『図説・占星術事典』、同学社。</ref>、そうなると占星術における時代区分の根拠そのものを失ってしまう。なお、'''アクエリアン・エイジ''' (Aquarian age) というと「[[宝瓶宮]]生まれの人の時代」<!--あるいは「水道局員の時代」-->という意味になってしまう。