「大室幹雄」の版間の差分
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[[早稲田大学]]卒業後、[[東京大学]][[大学院]]へ進学。[[高等学校]][[教諭]]([[講師 (教育)|講師]]か?)、[[山梨大学]]教授を経て千葉大学教授。退官後は千葉大学[[名誉教授]]<ref>著作内の記述による。主に著者経歴。</ref>。
2004年
== 著書 ==
===中国文化===
*『正名と狂言—古代中国知識人の言語世界』 [[せりか書房]]、1975年
*『[[滑稽]]—古代中国の異人
*『アジアンタム頌—[[津田左右吉]]の生と情調』 [[新曜社]]、1983年10月、288頁
*『[[囲碁]]の民話学』 せりか書房、1977年、新装版1995年3月、293頁、ISBN 978-4796701891<br> [[岩波現代文庫]] 2004年6月、304頁、ISBN 978-4006001230
*『[[西湖]]案内—中国庭園論序説』 [[岩波書店]]〈旅とトポスの精神史〉、1985年11月、358頁、ISBN 978-4000043571
===歴史の中での都市の肖像===
*『劇場都市—古代中国の世界像』 [[三省堂]]、1981年6月、466頁
*『桃源の夢想—古代中国の反劇場都市』 三省堂、1984年1月、461頁、ISBN 978-4385348919
*『園林都市—中世中国の世界像』 三省堂、1985年8月、791頁、ISBN 978-4385349350
*『干潟幻想—中世中国の反園林都市』 三省堂、1992年11月、556頁、ISBN 978-4385354545
*『檻獄都市—中世中国の世界芝居と革命』 三省堂、1994年7月、684頁、ISBN 978-4385355634
*『パノラマの帝国—中華唐代人生劇場』 三省堂、1994年11月、376頁、ISBN 978-4385355993
*『遊蕩都市—中世中国の神話・笑劇・風景』 三省堂、1995年12月、681頁、ISBN 978-4385357577
===風景論===
*『アレゴリーの墜落—大室幹雄評論集』 [[新曜社]]、1985年5月、364頁
*『月瀬幻影 近代日本風景批評史』
*『[[志賀重昂]]「日本風景論」精読』 岩波現代文庫、2003年1月、334頁、ISBN 978-4006000974
*『ふくろうと蝸牛―[[柳田国男]]の響きあう風景』 筑摩書房、2004年11月、496頁、ISBN 978-4480847164
*『[[宮沢賢治]] 「[[風の又三郎]]」精読』 岩波現代文庫、2006年1月、302頁、ISBN 978-4006020996
===
*『[[寅さん]]がタバコを吸わない理由(わけ) 現代映画習俗誌』 三省堂、1991年7月、233頁
== 翻訳 ==
*[[ミルチャ・エリアーデ]]『エリアーデ著作集.第5巻 鍛治師と錬金術師』 せりか書房、1973年、262頁、ISBN 978-4796700740
*[[フィリップ・ローソン、ラズロ・レゲザ]]『タオ -悠久中国の生と造形- イメージの博物誌.9』
*[[ロバート・ファン=フーリック]]『中国黄金殺人事件』
*ロバート・ファン・フーリック『中国湖水殺人事件』 三省堂、1989年9月、341頁、ISBN 4385348030
*[[ヴォルフラム・エーバーハルト]]
== 解説・寄稿 ==
===解説===
*[[内村剛介]]「生き急ぐ スターリン獄の日本人」 [[講談社文芸文庫]]、2001年6月
*[[多木浩二]]「生きられた家—経験と象徴」 [[岩波現代文庫]]、2001年2月
*ロバート・ファン・ヒューリック『中国梵鐘殺人事件』(松平いを子訳、三省堂、1989年)
*ロバート・ファン・ヒューリック『中国鉄釘殺人事件』(松平いを子訳、三省堂、1989年)
===寄稿===
*「東北文化研究センター 季刊東北学 第2期・第4号(2005夏号)」 [[東北芸術工科大学]]・東北文化研究センター、200頁、2005年8月、ISBN 4760127798
*「東洋文庫ガイドブック2」、[[平凡社東洋文庫]]編集部編、ISBN 458283714X
== 評価 ==
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*[[セイゴウチャンネル]]の[[千夜千冊]]で[[松岡正剛|松岡]]は、以下のように語っている<ref>[http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0425.html 『千夜千冊 第四百二十五夜』【0425】2001年11月21日]</ref>。
{{quote|「(前略)、大室さんは『劇場都市』『桃源の夢想』という大著をやすやすと発表すると、あたかも[[学界]]や[[論壇]]の有象無象をその大著の前後の見返しで振り切るかのように、さらに『園林都市』『干潟幻想』『檻獄都市』『遊蕩都市』というふうに、もっと充実した大著を連打していった。いずれも三省堂である。それは、前人未踏のディスクールの森林に、まるで[[ボロブドゥール]]や[[アンコールワット]]のような複雑きわまりない[[言語]][[神殿]]を建設しつづけているようなものだった。あまりに稠密で巨大な思索の林立なのである。最初はなんとかついていこうとしたものの、ぼくもいつのまにか振り切られた。以来、どのように大室幹雄を取り戻すかということが、ぼくの他人に言えない課題になっていた。(中略)もし、誰もがその放置を続けていくというのなら、いつの日か、ぼくがまた大室幹雄の[[密林]]に分け入ることになるのだが‥‥。」}}
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
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*[[山口昌男]]
*[[若桑みどり]]
*[[由良君美]]
== 関連団体 ==
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[[Category:日本の歴史学者]]
[[Category:日本の評論家]]
[[Category:日本の翻訳家]]
[[Category:1937年生]]
[[Category:存命人物]]
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