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大室 幹雄(おおむろ みきお、1937年6月12日[1] - )は、日本の歴史人類学者、千葉大学名誉教授。

目次

経歴編集

早稲田大学卒業後、東京大学大学院へ進学。高等学校教諭山梨大学教授を経て千葉大学教授。退官後は千葉大学名誉教授[2]

2004年(平成16年)に刊行『ふくろうと蝸牛 柳田国男の響きあう風景』により、同年度芸術選奨を受賞[3]

著書編集

中国文化編集

中国史での都市の肖像・文明論編集

  • 『劇場都市—古代中国の世界像』 三省堂、1981年6月、466頁/ちくま学芸文庫、1994年3月、583頁、ISBN 978-4480081209
  • 『桃源の夢想—古代中国の反劇場都市』 三省堂、1984年3月、461頁、ISBN 978-4385348919
  • 『園林都市—中世中国の世界像』 三省堂、1985年8月、791頁、ISBN 978-4385349350
  • 『干潟幻想—中世中国の反園林都市』 三省堂、1992年11月、556頁、ISBN 978-4385354545
  • 『檻獄都市—中世中国の世界芝居と革命』 三省堂、1994年7月、684頁、ISBN 978-4385355634
  • 『パノラマの帝国—中華唐代人生劇場』 三省堂、1994年11月、376頁、ISBN 978-4385355993
  • 『遊蕩都市—中世中国の神話・笑劇・風景』 三省堂、1995年12月、681頁、ISBN 978-4385357577

風景論編集

批評編集

  • 『アレゴリーの墜落—大室幹雄評論集』 新曜社、1985年5月、364頁
  • 寅さんがタバコを吸わない理由(わけ) 現代映画習俗誌』 三省堂、1991年7月、233頁
  • 『美術のありか 路傍から現代美術館まで』 せりか書房、2016年4月、244頁

翻訳編集

解説・寄稿編集

解説編集

寄稿編集

評価編集

ウェブ上において確認される、大室に対するまとまった評価を行っている評者を記す。

山形浩生編集

  • 山形浩生は、自身のアイドルのうちの一人は、大室幹雄だと語っている[4]
  • 「寅さんがタバコを吸わない理由」などについてのエッセイ。CUT書評「櫻の園には帰れない」『CUT』1991年4月[5]
  • 「監獄都市」などについてのエッセイ。CUT書評「都市に生きる人たちと、都市を読む人。」『CUT』1995年10月[6]

松岡正剛編集

「(前略)、大室さんは『劇場都市』『桃源の夢想』という大著をやすやすと発表すると、あたかも学界論壇の有象無象をその大著の前後の見返しで振り切るかのように、さらに『園林都市』『干潟幻想』『檻獄都市』『遊蕩都市』というふうに、もっと充実した大著を連打していった。いずれも三省堂である。それは、前人未踏のディスクールの森林に、まるでボロブドゥールアンコールワットのような複雑きわまりない言語神殿を建設しつづけているようなものだった。あまりに稠密で巨大な思索の林立なのである。最初はなんとかついていこうとしたものの、ぼくもいつのまにか振り切られた。以来、どのように大室幹雄を取り戻すかということが、ぼくの他人に言えない課題になっていた。(中略)もし、誰もがその放置を続けていくというのなら、いつの日か、ぼくがまた大室幹雄の密林に分け入ることになるのだが‥‥。」

脚注編集

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  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.305
  2. ^ 著作内の記述による。主に著者経歴。
  3. ^ 平成16年度芸術選奨一覧
  4. ^ qa Q31参照
  5. ^ CUT 1991.10 Book Review
  6. ^ CUT 1995.10 Book Review
  7. ^ 『千夜千冊 第四百二十五夜』【0425】2001年11月21日

関連人物編集

関連団体編集

外部リンク編集