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以上のような、「湿度を上昇させる効果」と「冷却(冷房)効果」との兼ね合いやバランスが、冷風扇の実用上の大きな問題となる。一般的には蒸し暑いときの冷房効果は皆無に等しく、「暑いがカラッとした天気の日」において、風通しのよい室内で補助的に用いるのが効果的といえる。締め切った室内で用いるには適さない。
 
上述のように[[温暖]][[湿潤気候]]気候の日本では、夏は既に湿度が飽和状態に近く、蒸発用のフィルターを通しても水が蒸発する程度は低い、敢えて蒸発させたいならば熱する必要がある。したがって気化熱に殆ど冷却効果は期待できず、その冷却効率は到底クーラーには及ばない。しかし[[砂漠]]地帯([[北アフリカ]]、[[中近東]]や[[メキシコ]])のような乾燥高温地帯においては、この原理でかなりの室内冷却が可能であり、一般家庭では気化熱を利用したクーラーが一般的である。
 
==改良タイプ==