「タンク機関車」の版間の差分

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[[画像:C11190SenzuStaJP22Feb05.jpg|300px|right|thumb|[[国鉄C11形蒸気機関車|C11形]]タンク機関車(サイドタンク式)]]
[[画像:Darjeeling Himalayan Railway.jpg|300px|right|thumb|インド・ダージリンヒマラヤ鉄道のサドルタンク式機関車]]
 
'''タンク機関車'''とは、[[蒸気機関車]]の一種で[[水]]、[[石炭]]を[[機関車]]本体に積載する形態の機関車を指す。[[機関車トーマス]]のトーマスもこのタイプである。タンク機関車の特長は、一部を除き小型のものが多く小回りが効く上、後部の視界も良くバック運転が容易であることからどの路線でも使用ができることである。欠点としては、燃料積載容量が少ないことから長距離運行には適さないほか、動輪上に直接水と燃料の重量がかかるため、水や燃料の残量が少なくなると軸重が落ちて牽引力が下がってしまうという欠点もある。
 
よって、短距離[[ローカル線]]や[[私鉄]]路線、産業用鉄道のように距離が短く、石炭と水をすぐに補給できる環境では広く用いられたが、国鉄の長距離輸送ではほとんど用いられなかった。
 
タンク機関車と反対に、水石炭を別の車両([[炭水車]])に積載する形態のものを[[テンダー機関車]]という。
 
なお、水の積載方法については、次の4つがある。
*サドルタンク
**水タンクが機関車中央のボイラーを跨ぐように設置されているタイプ。