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その後南の海で最初に「氷」を見たのは[[ポリネシア人]]だったとされる。[[ニュージーランド]]の[[ラロトンガ島]]に伝わる伝承には「[[650年]]、ウィ・テ・ランギオラは南太平洋を[[カヌー]]で航海中に暴風雨に流され、氷の浮かぶ海に達した」との記述が見られる。
 
[[1513年]]作成の[[オスマン帝国]]の海軍提督ピリ・ムハメドの地図にウェッデル海からクィンモード・ランドにかけての海岸線が書かれている。これが通称「ピリ・レイス」の地図であるが如何にしてあきらかに南極大陸と見られる地図を描いたのか提督が付近を探検した形跡は無く不明である。
 
[[15世紀]]の大航海時代に入ると、ヨーロッパ人にとって未知の海域であった南半球への航海が活発に行われるようになる。[[フェルディナンド・マゼラン]]が[[1520年]]に発見した[[マゼラン海峡]]の南側の陸地は当時ティエラ・デル・フェゴ(現在は[[フェゴ島]])と呼ばれ、求めていた南の大陸であろうと考えられていた。その後[[1577年]]、この説は[[フランシス・ドレーク]]によってティエラ・デル・フェゴはただの島であった事が決定付けられる。