削除された内容 追加された内容
F-mikanBot (会話 | 投稿記録)
m ロボットによる: 良質な記事へのリンク de:Lignin
m編集の要約なし
3行目:
 
== 構造 ==
リグニンは、[[光合成]](一次代謝)により[[同化]]された炭素化合物が更なる代謝([[二次代謝]])を受けることで合成される[[フェニルプロパノイド]]のうち、''p''-クマリルアルコール・[[コニフェルアルコール]][[シナピルアルコール]]という3種類のリグニン[[モノマー]]が、[[酵素]]([[ラッカーゼ]]・[[ペルオキシダーゼ]])の触媒の元で一電子酸化されフェノキシラジカルとなり、これがランダムなラジカルカップリングで高度に[[重合反応|重合]]することにより三次元網目構造を形成した、巨大な生体高分子である。その構造は複雑で、いまだにはっきりとはわかっていない。
 
生体高分子としては反応性が乏しく、リグニンを分解する事が可能な生物は[[白色腐朽菌]]のみであるが、[[白色腐朽菌]]などにより低分子化されたリグニンは ''Sphingomonas paucimobilis'' SYK-6 などの[[バクテリア]]により分解され、無機化することが知られている。