「春分点」の版間の差分

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'''春分点'''(しゅんぶんてん、[[英語|英]]:vernal equinox)とは、[[黄道]]と[[天の赤道]]との2つの交点([[分点]])のうち、黄道が南から北へ交わる方の点(昇交点)のこと。この点が[[赤経]]0度かつ[[黄経]]0度であり、この点を[[太陽]]が通過する瞬間が[[春分]]となる。
 
春分点は[[黄道座標]]や[[赤道座標]]の原点である。[[天球]]上における春分点の位置は、地球の[[歳差]]によって西向きに移動する。その周期は25800年である。[[太陽太陰暦]]の[[二十四節気]]の定め方のひとつである[[定気法]]でも春分点を基準とする([[平気法]]では[[冬至]])
 
[[太陽太陰暦]]の[[二十四節気]]の定め方のひとつである[[定気法]]でも春分点を基準とする([[平気法]]では[[冬至]])。
 
== 春分点と星座 ==
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また、黄道帯を30度ごとに12分割する手法に関しては12という数字が神聖な数字である為、という説があるがそれもあくまで特定の個人の解釈に過ぎない為この手法を採用した仮説の信憑性に関する議論に是非はないことも忘れてはならない。
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== 参考文献 ==
* 阿部秀典「訳者あとがき」ジャン・カレルズ (1996) 『占星術大全』、青土社、338~342頁。